148.23 (1.25%) 米国株、ダウ大幅続伸で148ドル高 2年7カ月ぶり1万2000ドル台
1日の米株式相場は大幅続伸した。
ダウ工業株30種平均の終値は前日比148 ドル23セント(1.2%)高の1万2040ドル16セントと、
2008年6月19日以来、約2年7カ月ぶりに節目の1万2000ドルを上回った。
米企業の生産活動の改善を示す経済指標に加え、運輸大手UPSなどが良好な四半期決算を発表。
投資家心理が強気に傾き、幅広い銘柄に買いが優勢となった。
米サプライマネジメント協会(ISM)が1日発表した1月の製造業景況感指数は60.8と、
前月比2.3ポイント上昇した。
58程度との市場予想より改善し、04年5月以来、約6年半ぶりの高水準となった。
企業決算も好調なものが相次ぎ、
UPSが同日発表した10年10~12月期決算は純利益が前年同期比で48%増加。
医薬品大手ファイザーも大幅増益となり、米企業の収益改善が進んでいるとの見方を広げた。
エジプト政情の先行きには警戒ムードが残るものの、
ひとまず様子を見たいとして市場では冷静な受け止め方が目立った。
エジプトのムバラク大統領が声明を出すとの報道にも目立った反応は見られなかった。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も続伸。
終値は前日比51.11ポイント(1.9%)高の2751.19だった。
機関投資家の多くが運用指標 とするS&P500種株価指数も続伸し、
同21.47ポイント(1.7%)高の1307.59で終えた。08年8月28日以来、
約2年5カ月ぶりに節目の 1300を上回り、同年6月25日以来、約2年7カ月ぶりの高水準を回復した。
業種別S&P500種株価指数は全10業種が上昇。
「素材」や「金融」の値上がりが目立った。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約10億9000万株(速報値)、
ナスダック市場は約21億9000万株(同)だった。
UPSやファイザーのほか、不振の北米部門を率いる責任者の退任を発表した衣料品大手ギャップが上昇。
増益決算を発表した石油大手BPも上げた。
ダウ平均採用銘柄では非鉄のアルコアや、石油のエクソンモービルの上昇が目立った。
一方、自動車大手ゼネラル・モーターズやフォード・モーターが下落した。
1月の北米販売は前年同月比で増加したものの、目先の利益を確定する売りに押された。
日用品大手プロクター・アンド・ギャンブルや外食のマクドナルドも下げた。
(日経新聞マネー 2/2 7:37)