50.55 (0.43%) 米国株、続伸 ダウ50ドル高で2年7カ月ぶり高値 決算期待で
3連休明け18日の米株式相場は続伸した。
ダウ工業株30種平均は前週末比 50ドル55セント(0.4%)高の1万1837ドル93セントと、
2008年6月23日以来約2年7カ月ぶりの高値で終えた。
発表が本格化している米企 業の四半期決算への期待などから買いが入った。
航空機大手ボーイングが3%余り上昇したほか、
原油先物相場の下げ渋りを受けて建設機械大手キャタピラーや非鉄大手アルコアといった
景気敏感株が買われ、指数を押し上げた。
ダウ平均は取引開始直後に小安くなったが、売り一巡後は決算や景気の改 善期待から買いが優勢となった。
ニューヨーク連銀が朝方に1月の景気指数を発表した。
前月から上昇したが市場予想とほぼ一致したため、相場の反応は限られた。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は前週末比10.55ポイント(0.4%)高の2765.85と、
07年11月6日以来約3年2カ月ぶりの高値で終えた。
スティーブ・ジョブズ最高経営責任者(CEO)の一時休養を発表したアップルが一時6%余り下げ、
相場の重荷になったが、同社株が下げ幅を縮め たため、指数も持ち直した。
業種別S&P500種株価指数(全10業種)は「エネルギー」「素材」など8業種が上昇。
一方、「通信サービ ス」と「金融」の2業種が下落した。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約12億3000万株(速報値)、
ナスダック市場は約19億8000万 株(同)だった。
ボーイングは新中型機「787」の納入時期が予定していた2月から今年7~9月期に遅れると発表したが、
悪材料の出尽くし感から上昇した。アップル株は下落幅を約2%に縮めて終えた。
一方、朝方に発表した四半期決算が市場予想を下回った米銀大手シティグループが大幅安。
つれて同業のバンク・オブ・アメリカ(バンカメ)も下げた。
決算で 特別項目を除く1株利益が市場予想を下回ったデルタ航空が安い。
ダウ平均の構成銘柄では通信大手ベライゾン・コミュニケーションズの下げが目立った。
(日経新聞マネー 1/19 7:31)