23.54 (0.20%)米国株、ダウ反落で23ドル安
雇用指標の悪化とメルク安が響く
13日の米株式市場で、ダウ工業株30種平均は3日ぶりに反落した。
終値は 前日比23ドル54セント(0.2%)安の1万1731ドル90セントだった。
朝方発表の週間の新規失業保険申請件数が市場予想に反して増え、
景気の先行 きに対する楽観的な見方がやや後退。目先の利益をひとまず確定する目的の売りが優勢となった。
新規失業保険申請件数は前週比で3万5000件増の44万5000件だった。
40万7000件程度を見込んでいた市場予想を上回り、雇用情勢の改善は依然として緩やかとの見方が浮上。
朝方から売り優勢の展開となった。
ダウ平均の構成銘柄である医薬品大手メルクの大幅下落も指数の重荷となった。
大型新薬の有力候補とみられていた抗血栓薬の臨床試験の一部中止を発表したことを受け、
同社株は終値で7%近く下落。1銘柄でダウ平均を19ドル程度押し下げた。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反落した。
終値は前日比2.04ポイント(0.1%)安の2735.29だった。
業種別S&P500種株価指数(全10業種)は「素材」や「ヘルスケア」など7業種が下げ、
「通信サービス」など3業種が上げた。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約9億2000万株(速報値)、
ナスダック市場は約18億9000万株(同)だった。
個別では非鉄のアルコアが下げ、大手銀のバンク・オブ・アメリカやJPモルガン・チェースも売りに押された。
取引終了後に四半期決算を発表した半導体大手インテルも小幅安となった。
一方、ホームセンター大手のホーム・デポが上げ、通信大手ベライゾン・コミュニケーションズも上昇した。
精製部門などの事業分割を発表した石油大手マラソン・オイルの値上がりが目立ち、
国家財政不安の後退を背景にスペイン大手銀のサンタンデール銀行が大幅高となった。
(日経新聞マネー 1/14 7:27)