34.43 (0.30%)米国株、ダウ反発し34ドル高 HPなどに買い
ナスダック3年ぶり高値
11日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに反発し、
前日比 34ドル43セント(0.3%)高の1万1671ドル88セントで終えた。
アナリストが投資判断を引き上げたパソコン大手ヒューレット・パッカード (HP)が上昇したほか、
原油先物相場の上昇を受けてエネルギー株が買われ、相場を支えた。
ナスダック総合株価指数は続伸し、同9.03ポイント(0.3%)高の2716.83と2007年12月26日以来、
約3年ぶりの高値で終えた。
HPや銀行大手バンク・オブ・アメリカなどが業績改善への期待から買われた。
四半期決算で売上高や1株利益が市場予想を上回った住宅大手レナーが急伸し、
同業のトール・ブラザーズやホームセンター大手ホーム・デポなど住宅関連株に買いが波及した。
一方、2011年1月期の1株利益見通しを引き上げた宝飾品大手ティファニーが下落に転じるなど、
業績期待から先行して上昇基調にあった銘柄には利益確定 売りが目立ち、相場の上値は重かった。
今後本格化する主要企業の四半期決算の内容を見極めたいとして、売買見送りムードも強かったという。
業種別S&P500種株価指数は全10種のうち「エネルギー」や「素材」など7業種が上昇。
「通信サービス」「消費安定」が下落した。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約9億4000万株(速報値)、
ナスダック市場(同)は約18億5000万株だった。
バンク・オブ・アメリカは約2%上昇し、ダウ平均構成銘柄で上昇率首位。
石油大手シェブロンも高い。13日に決算発表する半導体大手インテルが買われた。
1株利益の見通しが市場予想以上だった小売り大手シアーズ・ホールディングスが大幅高。
一方、前日夕に最高経営責任者(CEO)の辞任を発表した
半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)は急落。
前日夕に発表した四半期決算で売 上高が市場予想を下回った非鉄大手アルコアは下落。
アップルの高機能携帯電話「iPhone(アイフォーン)4」を2月10日から発売すると発表した
通信サービス大手のベライゾン・コミュニケーションズも安く、
情報開示を大幅に拡充する方針を発表した金融大手ゴールドマン・サックスが小安い。
(日経新聞マネー 1/12 7:39)