NY円、5日ぶり反発 1ドル=83円10~20銭、米雇用統計後の金利低下で
7日のニューヨーク外国為替市場で円相場は5営業日ぶりに反発し、前日比20銭円高・ドル安の1ドル=83円10~20銭で取引を終えた。2010年12月の米雇用統計で非農業部門雇用者数の増加幅が市場予想を下回り、米長期金利が低下した。日米金利差の縮小観測から円買い・ドル売りが優勢となった。
バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長は同日の議会証言で、米労働市場に対し警戒感を示した。FRBが現在実施している長期国債の購入を予定の6月まで実施するとの見方が強まった。量的緩和策は通貨の売り要因となりやすいため、ドルの重荷となった面もある。
欧州の財政懸念を背景に円は対ユーロで大幅に上昇した。円が対ドルでもつれ高する要因となった。円は一時82円85銭まで上昇した。円の安値は83円70銭だった。
円は対ユーロで大幅に続伸し、前日比1円05銭円高・ユーロ安の1ユーロ=107円25~35銭で取引を終えた。一時106円94銭と、昨年9月14日以来約4カ月ぶりの円高・ユーロ安水準を付けた。財政への懸念がくすぶるポルトガルやスペインが来週に国債入札を控えており、結果に対する警戒感から円買い・ユーロ売りが優勢となった。
ユーロは対ドルで大幅に5日続落。前日終値の1ユーロ=1.30ドルちょうど近辺から1.29ドルちょうど近辺に下落した。一時1.2905ドルと、昨年9月14日以来約4カ月ぶりのユーロ安・ドル高水準を付けた。根強い欧州の財政不安からユーロ売り・ドル買いが出た。この日の高値は1.3020ドルだった。
(1/8 7:33)
7日のニューヨーク外国為替市場で円相場は5営業日ぶりに反発し、前日比20銭円高・ドル安の1ドル=83円10~20銭で取引を終えた。2010年12月の米雇用統計で非農業部門雇用者数の増加幅が市場予想を下回り、米長期金利が低下した。日米金利差の縮小観測から円買い・ドル売りが優勢となった。
バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長は同日の議会証言で、米労働市場に対し警戒感を示した。FRBが現在実施している長期国債の購入を予定の6月まで実施するとの見方が強まった。量的緩和策は通貨の売り要因となりやすいため、ドルの重荷となった面もある。
欧州の財政懸念を背景に円は対ユーロで大幅に上昇した。円が対ドルでもつれ高する要因となった。円は一時82円85銭まで上昇した。円の安値は83円70銭だった。
円は対ユーロで大幅に続伸し、前日比1円05銭円高・ユーロ安の1ユーロ=107円25~35銭で取引を終えた。一時106円94銭と、昨年9月14日以来約4カ月ぶりの円高・ユーロ安水準を付けた。財政への懸念がくすぶるポルトガルやスペインが来週に国債入札を控えており、結果に対する警戒感から円買い・ユーロ売りが優勢となった。
ユーロは対ドルで大幅に5日続落。前日終値の1ユーロ=1.30ドルちょうど近辺から1.29ドルちょうど近辺に下落した。一時1.2905ドルと、昨年9月14日以来約4カ月ぶりのユーロ安・ドル高水準を付けた。根強い欧州の財政不安からユーロ売り・ドル買いが出た。この日の高値は1.3020ドルだった。
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