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米国株、ダウ小反落し25ドル安 ドル高で利益確定売り

素材が安い




6日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに小反落し、

前日比 25ドル58セント(0.2%)安の1万1697ドル31セントで終えた。

前日に約2年5カ月ぶりの高値に上昇していたうえ、

あす7日発表の昨年12月の 米雇用統計の内容を見極めたいとして、

目先の利益をひとまず確定する目的の売りが優勢となった。

 

外国為替市場でドルが対ユーロなどで上昇し、

非鉄大手アルコアなど素材株が下げたことも相場の重荷となった。

年末からの上昇が大きかったAT&Tやベライゾン・コミュニケーションズなど通信株が下落したことも

ダウ平均を押し下げた。

朝方発表した昨年12月の既存店売上高が市場予想に届かなかったディスカウントストア大手ターゲット

などを中心に小 売株にも売りが目立った。

 

ダウ平均は55ドル安まで下げ幅を広げる場面があったが、取引終了にかけてやや下げ渋った。

あすの米雇用統計が改善すると期待が根強く、相場を支える要因となった。

 

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は同7.69ポイント(0.3%)高の2709.89で終えた。

家電見本市「コンシューマー・エレクトロニク ス・ショー(CES)」が開幕。

ハイテク各社が新製品や今後の商品戦略を発表するなか、マイクソロフトやデルなどに買いが入った。

 

ニュー ヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約10億9000万株(速報)。

ナスダック市場は約20億7000万株(同)だった。

業種別S&P500種株価指 数(全10業種)では、「通信サービス」や「エネルギー」などの7業種が下落。

「IT(情報技術)」などが上げた。

 

金融大手ゴールドマ ン・サックス(GS)は下落。

同社が手掛ける、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のフェイスブックの資金調達をめぐり、

米メディアが「米証券取引委員会(SEC)」が調査に乗り出したと報じ、心理的な重荷になった。

ターゲットと衣料品大手ギャップがともに7%近く下げ、

ウォルマート・スト アーズなど小売株全般に売りが目立った。

 

一方、既存店売上高が市場予想を大幅に上回った百貨店大手サックスは上昇。

アナリストが投資判断を引き上げたエクソンモービルも堅調。

2010年9~11月期決算が黒字になった農業製品大手モンサントも上げた。

 

(日経新聞マネー 1/7 7:18)