At 4:02PM EST: 11,722.89 Up 31.71 (0.27%)




米国株、ダウ4日続伸で31ドル高 2年5カ月ぶり高値

雇用指標を好感




5日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸し、

前日比31ドル71 セント(0.3%)高の1万1722ドル89セントで終えた。

2008年8月11日以来、約2年5カ月ぶりの高値を付けた。

同日発表の雇用関連指標が市場 予想を大幅に上回ったため、

米雇用情勢の先行き懸念が和らぎ、買いが入った。

 

ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は反発。

同20.95ポイント(0.8%)高の2702.20と、07年12月26日以来、約3年ぶりの高値で終えた。

 

朝方に民間雇用サービス会社オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した

昨年12月の全米雇用リポートが大幅に改善。

非農業部門の雇用者 数(政府部門を除く)は前月比29万7000人増だった。

労働省が7日発表する政府の雇用統計への期待が高まり、相場を押し上げた。

12月の米サプライマ ネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数も市場予想を上回ったため、

米景気の拡大期待が一段と強まった。

 

ダウ平均の構成銘柄ではクレジットカード大手のアメリカン・エキスプレス(アメックス)の上げが目立った。

アナリストが「強い買い推奨リスト」に加えた映画・娯楽大手ウォルト・ディズニーも高い。

 

ただ、ダウ平均は朝方に約40ドル下落する場面があった。

ドル高を背景に商品先物相場が軟調に推移し、素材株などが一時下げたことが相場の重荷となった。

 

業種別S&P500種株価指数(全10業種)は「金融」「消費循環」など9業種が上昇。

一方、「公益」のみ下げた。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約10億4000万株(速報値)、

ナスダック市場は約19億9000万株(同)だった。

 

オーストラリアでの大規模洪水で石炭価格の先高観が高まったため、

マッセイ・エナジーなど石炭関連株が上昇。

アナリストが投資判断を引き下げた非鉄大手アルコアは、売りが先行したが小高く終えた。

無線LAN(構内情報通信網)関連の半導体メーカーであるアセロス・コミュニケーションズを買収する

と正式発表 した携帯電話向け技術開発大手のクアルコムが高い。アセロスも上昇。

 

一方、1株利益見通しが市場予想を下回ったディスカウントストア大手ファミリー・ダラー・ストアーズが大幅安。

12月の既存店売上高が予想を下回った会員制卸売大手ビージェーズ・ホールセール・クラブが安い。

 

(日経新聞マネー 1/6 7:24)