外為 輸入企業の円売りが加わる



4日午前の東京外国為替市場で、円相場はじり安。

10時時点は昨年12月30日の17時時点に比べ23銭の円 安・ドル高の1ドル=81円73~76銭近辺で推移している。

米景況感の改善を背景にした円売り・ドル買いが広がった。

国内輸入企業による円売りが加わ り、円は下げ幅を広げた。

 

米サプライマネジメント協会(ISM)が3日発表した12月の製造業景況感指数は前月と比べて改善した。

米景気 の先行き不透明感が和らぐとの見方から米長期金利が上昇し、

日米の金利差拡大を見込んだ円売り・ドル買いが先行した。

10時前の中値決済については「ドル がやや不足していた」(国内銀行)との声があり、輸入企業の円売りが出た。

 

一方で、東京市場は年明け最初の取引となるため、市場参加者が少なく、

積極的に円を売る動きは限られている。

 

円は対ユーロでもみ合い。

10時時点では同1円24銭の円安・ユーロ高の1ユーロ=109円07~10銭近辺で推移している。

内外の株高により投資家がリスクを取りやすくなるとの観測から、

低金利の円はユーロなど相対的に金利の高い通貨に対して売られた。

一方でユーロが対ドルで上げ幅を縮め、対円でもユー ロ売りが入り、円を下支えした。

 

ユーロは対ドルで上げ幅を縮めた。

10時時点では同0.0114ドルのユーロ高・ドル安の1ユー ロ=1.3344~47ドル近辺で推移している。

朝方は株高を理由に低金利のドルを売る動きが先行。

しかし海外のファンドを中心に利益を確定する目的の ユーロ売りが出て、上げ幅を縮小した。

〔日経QUICKニュース〕

(1/4 10:16)