15.67 (0.14%) 米国株、ダウ3日ぶり反落で15ドル安
ナスダック3ポイント安 指標改善が下支え
30日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに小反落し、
前日 比15ドル67セント(0.1%)安の1万1569ドル71セントで終えた。
ダウ平均は前日に約2年4カ月ぶりの高値を連日で更新しており、
高値警戒感か らの売りや利益確定目的の売りが出た。ただ米経済指標の改善が下支えし下値も限られた。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反落し、同3.95ポイント(0.1%)安の2662.98で終えた。
朝方に米労働省が発表した週間の新規失業保険申請件数は前週から大幅に減り、
米雇用情勢の改善を示した。シカゴ購買部協会の12月の景気指数(PMI)は約22年ぶりの水準に達し、
11月の仮契約住宅販売指数は4月以来の水準に上昇するなど、
企業の景況感や住宅関連指標でも好材料が出た。
指標への相場の反応は当初鈍かったが、市場では売りづらさも意識されたといい、
ダウ平均は小幅高に転じる場面があった。
ダウ平均の日中の値幅(高値と安値の差)は42ドル程度で、比較的狭い範囲で一進一退となった。
業種別S&P500種株価指数(全10業種)は「金融」「ヘルスケア」など8業種が下落。
一方で「エネルギー」と「通信サービス」が上昇した。
ニューヨー ク証券取引所(NYSE)の売買高は約5億1000万株(速報値)、
ナスダック市場は約10億7000万株(同)と薄商いが続いた。
ダウ 平均の構成銘柄ではクレジットカード大手のアメリカン・エキスプレス(アメックス)や
化学大手デュポンの下げが目立った。
調査会社コムスコアが前日夜、
11月以降の年末商戦でオンライン小売り販売が過去最高になったと発表したが、
インターネット小売りの代表銘柄であるアマゾン・ドット・コムは小安く終えた。
半面、豪英資源大手のBHPビリトンが買収を検討している
と報じられた米石油大手アナダルコ・ペトロリアムが大幅高。
アナリストが1 株利益見通しを引き下げた金融大手ゴールドマン・サックスやモルガン・スタンレーは、
売りが先行した後、それぞれ小幅高に転じた。
ダウ構成銘柄では非鉄の アルコアや半導体のインテルが高い。
(日経新聞マネー 12/31 7:19)