9.84 (0.09%) 米国株、ダウ続伸で9ドル高 先高観強く
S&P500種も2年ぶり高値
29日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅続伸し、
前日比9ドル84セ ント(0.1%)高の1万1585ドル38セントだった。
米景気の回復期待を背景とした相場の先高観が根強く、
2008年8月28日以来、約2年4カ月ぶ りの高値を連日で更新した。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は小反発し、
終値は前日比4.05ポイント(0.2%)高の2666.93だっ た。
年末休暇中の市場参加者が多いため、上値を追うほどの勢いは乏しかったが、
終日堅調な展開を続けた。外国為替市場でドルが対主要通貨 で下落。
ドル安の恩恵や景気変動の影響を受けやすいエネルギー株や素材株の上昇が目立った。
年末商戦が順調だったとの見方が広がり、小売株にも値上がり銘 柄が多かった。
多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数は3日続伸。
終値は前日比1.27ポイント(0.1%)高の1259.78と、08年9月8日以来約2年3カ月ぶりの高値を付けた。
業種別S&P500種株価指数(全10業種)は「エネルギー」や「素材」など6業種が上げ、
「金融」など4業種が下げた。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約5億2000万株(速報値)、
ナスダック市場は約11億6000万株(同)と薄商いだった。
米国内で大型商業施設を運営するオーストラリア企業に事業買収を提案した
と報じられた投資ファンド大手ブラックストーン・グループが上昇。
投資ファンドが 買収を検討していると伝わった会員制卸売大手ビージェーズ・ホールセール・クラブ
の値上がりが目立った。
米連邦地裁が米IT(情報技術)大手オラクルへの 追加賠償を命じたドイツのIT大手SAPも上げた。
一方、大手銀行JPモルガン・チェースやバンク・オブ・アメリカが下落。
ホームセンター大手のホーム・デポも売りに押された。
(日経新聞マネー 12/30 7:58)