18.46 (0.16%) 米国株、ダウ小反落 18ドル安 中国利上げで
景気敏感株に売り
クリスマス休暇明け27日の米株式市場で、ダウ工業株30種平均は4営業日ぶ りに小反落し、
前営業日と比べて18ドル46セント(0.2%)安の1万1555ドル03セントで終えた。
中国の利上げを受け、世界経済のけん引役である 中国景気が減速することへの懸念から、
景気敏感株などに売りが出た。
クリスマス休暇明けに加え、週末に米東部を襲った降雪のために交通網が混乱。
市場参加者が非常に少なく、薄商いで値動きは乏しかった。
建設機械大手のキャタピラーや航空機大手のボーイング、非鉄大手アルコアなど、
中国を含め海外での売上高の比率が高く、国際的に業務展開する景気敏感株に 売りが出た。
ゼネラル・モーターズ(GM)といった自動車関連株に加え、マイクロソフトなどハイテク株や、
日用品大手プロクター・アンド・ギャンブル (P&G)なども安かった。
原油先物相場の下げを受けて、石油株にも売りが出た。
公的資金を返済する予定の米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が
複数の金融機関からクレジットライン(融資枠)を得たと発表し9%上昇。
バンク・オブ・アメリカなどの金融株がつれ高したことも相場を支える要因となった。
一方、投資週刊紙バロンズが株価の割安感を指摘したネットワーク機器大手シスコシステムズが上昇。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は小幅ながら反発し、
同1.67ポイント(0.1%)高の2667.27で終えた。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約4億7000万株(速報)。
ナスダック市場は約11億2000万株(同)。業種別S&P500種株価指数(全10業種)では、
「消費安定」など6業種が下落し、「金融」など4業種が上げた。
(日経新聞マネー 12/28 7:43)