NY円 やや低調な米指標で




23日のニューヨーク外国為替市場で円相場は4日続伸し、

前日比65銭円高・ドル安の1ドル=82円85~95銭で取引を終えた。

同日発表の米経済指標が総じて市場予想に比べやや低調との見方から、円買い・ドル売りが優勢となった。

 

朝方発表の11月の耐久財受注額が市場予想以上に減少し、

個人消費支出(PCE)の増加幅は予想に届かなかった。

米景気に対する過度に楽観的な見方がやや落ち着き、円が買われた。

 

米格付け会社フィッチ・レーティングスが同日、ポルトガルの格下げを発表した。

欧州の財政懸念が改めて意識され円が対ユーロで上昇し、対ドルでの買いにつ ながった面もあるようだ。

欧州市場では一時82円85銭と、14日以来の高値を付けた。

ニューヨーク市場の円の高値は82円87銭、安値は83円41銭 だった。

 

円は対ユーロで7日続伸し、前日比75銭円高・ユーロ安の1ユーロ=108円65~75銭で取引を終えた。

一時108円46銭 と、1日以来約3週間ぶりの高値を付けた。

ポルトガルの格下げを受け欧州の財政問題が深刻との見方が強まり、円買い・ユーロ売りが入った。

アイルランド政 府が同日、アライド・アイリッシュ銀行に公的資金を注入して国有化する手続きに入ったことも、

ユーロの売りを誘ったという。

 

一方、ユーロ は対ドルで上昇。

前日終値の1ユーロ=1.31ドルちょうど前後から1.31ドル台前半に小幅ながら水準を切り上げた。

スイス国立銀行(SNB、中央銀行)による為替介入の思惑が一部で出て、

ユーロが対スイスフランで上昇。ユーロは対ドルでもつれ高した。この日の高値は1.3141ドル。

 

朝方はユーロ売りが優勢だった。欧州の財政懸念が強まり、

ユーロは1.3055ドルと、1日以来約3週間ぶりの安値を付ける場面もあった。

 

(12/24 7:27)