NY円、 米長期金利低下で




21日のニューヨーク外国為替市場で円相場は小幅に続伸し、

前日比05銭円 高・ドル安の1ドル=83円70~80銭で取引を終えた。

米長期金利の低下を受け、日米金利差の縮小を手掛かりとした円買いが入った。

年末を前に日本企業 が資金を本国に送金したことなどが円上昇につながったとの見方もあった。

 

一方、米金利が上昇した場面では、円は下げに転じた。

格付け会社 ムーディーズ・インベスターズ・サービスがポルトガル国債を格下げ方向で見直す

と発表したのを受け、ドルが対ユーロで買われたことも対円でのドルの下げ渋 りにつながった。

円の高値は朝方に付けた83円50銭。円の安値は83円91銭だった。

 

円は対ユーロで5日続伸し、前日比30銭円高・ ユーロ安の1ユーロ=109円65~75銭で取引を終えた。

ポルトガルの格下げ懸念に加えて、フィッチ・レーティングスがギリシャの格付けを引き下げ方向で見直す

と発表したこともあり、幅広い通貨に対してユーロ売りが優勢だった。

 

ユーロは対ドルで3日続落。前日夕の1ユーロ=1.31ドル 台前半から1.31ドルちょうど前後に下落した。

欧州財政問題が再び深刻化するとの警戒感などから、

ユーロは1.3073ドルと2日以来、約2週間半ぶり の水準に下落する場面があった。

ユーロの高値は1.3192ドルだった。

 

ユーロは対スイスフランで続落し、前日夕の1ユーロ=1.26スイスフラン台後半から

1.25スイスフラン台半ばに下落した。

一時は1.2547スイスフラン前後まで下げ、連日でユーロ導入以来の最安値を更新した。

 

(日経新聞マネー 12/22 7:27)