NY円、続落 一時3カ月ぶり安値
15日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続落し、
前日比60銭円安・ドル 高の1ドル=84円20~30銭で取引を終えた。
米景気の回復を示す経済指標などを受けて、円売り・ドル買いが優勢となった。
円は一時84円51銭と、9 月24日以来、約3カ月ぶりの安値を付けた。
11月の米鉱工業生産指数や12月のニューヨーク連銀景気指数が、ともに前月比で市場予想以上に上昇した。
米景気の回復期待から円売り・ドル買いが優勢となった。
午後にかけて米長期金利が上昇すると、日米の金利差が拡大するとの見方も出て円売り・ドル買いが加速した。
格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが、
スペインの格付けを引き下げる方向で検討に入ったと発表した。
16~17日に開かれる欧州連合 (EU)の首脳会議で
ユーロ圏の金融問題への具体的な対策が決まらないことへの警戒感も強まり、
ドルが対ユーロで急上昇。対ドルでの円売りを促した。円の 高値は83円65銭だった。
円は対ユーロで4営業日ぶりに反発し、
前日比60銭円高・ユーロ安の1ユーロ=111円25~35銭で取引を終えた。
欧州の金融不安などを背景に円買い・ユーロ売りが優勢となった。
ユーロはドルに対して続落し、前日終値の1ユーロ=1.33ドル台後半から1.32ドル台前半に下落した。
米経済指標の改善や欧州の金融不安などから、
ユーロ売り・ドル買いが優勢となった。ユーロの安値は1.3208ドル、高値は1.3377ドルだった。
(日経新聞マネー 12/16 7:24)