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米国株、ダウ反発し40ドル高 1カ月ぶり高値

ナスダックは3年ぶり高値



10日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、

前日比40ドル26セン ト(0.4%)高の1万1410ドル32セントと11月5日以来、約1カ月ぶりの高値で終えた。

ナスダック総合株価指数は8日続伸し、同20.87ポイン ト(0.8%)高の2637.54と2007年12月31日以来、

約3年ぶりの高値で終えた。米景気の回復期待から景気敏感株を中心に買いが優勢となっ た。

 

10月の米貿易赤字は好調な輸出を背景に前月比で縮小し、12月の消費者態度指数(速報値、

ミシガン大学調べ)は市場予想を上回った。

米景気が順調に回復するとの期待が強まり、買いが優勢となった。

 

前日夕に航空機・機械大手ユナイテッド・テクノロジーズが

2011年12月期が増収増益になるとの見通しを発表し、10日はゼネラル・エレクトリック (GE)が増配を発表した。個別銘柄の好材料も目立ち、こうした銘柄への買いが相場を押し上げた。

主な株価指数は引け前に上げ幅を広げ、この日の高値圏で 終えた。

 

中国人民銀行(中央銀行)が市中銀行から強制的に預かる資金の比率を示す預金準備率を

20日から0.5%引き上げると発表した。

ただ、金融引き締めが景気を冷やすことに対する警戒感は強まらず、米株式相場の反応は限られた。

 

S&P500種株価指数は同7.40ポイント(0.6%)高の1240.40と08年9月以来の高値だった。

業種別S&P500種株価指数では全10種が上昇。

「一般産業」「ヘルスケア」などの上げが目立った。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約9億7000万株(速報値)、

ナスダック市場 (同)は約16億9000万株だった。

 

GEは3%あまり上昇し、ダウ平均構成銘柄で上昇率首位。

アナリストが投資判断を引き上げた日用品 のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)も上昇。

増配を発表した制御機器のハネウエル・インターナショナルも買われた。

バンク・オブ・アメリカやJP モルガン・チェースなど銀行株への買いも続いた。

 

一方、前日夕に発表した売上高見通しが市場予想を下回った

アナログ半導体大手のナショナル・セミコンダクターが急落した。

 

(日経新聞マネー 12/11 7:33)