NY円、反落 1ドル=83円90銭~84円00銭、米金利上昇で



10日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反落した。

前日比20銭円安・ドル高の1ドル=83円90銭~84円00銭で取引を終えた。

米長期金利が上昇し、日米金利差が拡大したことなどが円売り・ドル買いを誘った。

 

10月の米貿易赤字が市場予想以上に縮小し、

10~12月期の実質国内総生産(GDP)を押し上げるとの見方につながった。

12月の米消費者態度指数(速 報値)も市場予想以上に改善。

米長期金利の指標である長期国債利回りが上昇し、対円や対ユーロなどでドル買いが入った。

 

ただ、米株式相場などの値動きが相対的に小さかったうえ、

週末とあって為替市場の参加者も少なく動意に乏しかったとの声があった。円の安値は84円02銭だった。

 

一方、中国人民銀行(中央銀行)が同日、預金準備率を引き上げると発表し、

投資家が運用リスクを避ける動きが強まる場面があったという。

早朝には円が対ドルや対ユーロで83円台半ばまで買われる場面があった。

ニューヨーク市場での円の高値は83円63銭だった。

 

円は対ユーロで反落。前日比20銭円安・ユーロ高の1ユーロ=111円00~10銭で取引を終えた。

 

ユーロは対ドルで小幅に続落。前日と同じ1ユーロ=1.32ドル台前半でやや水準を切り下げた。

米長期金利上昇を手掛かりとしたユーロ売り・ドル買いが出た。

ニューヨーク市場のユーロの安値は1.3178ドル。高値は1.3253ドルだった。

 

(日経新聞マネー 12/11 7:45)