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米国株、ダウ反落19ドル安 利益確定売り

ナスダックは続伸し高値



6日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4営業日ぶりに小反落した。

終値は 前週末比19ドル90セント(0.2%)安の1万1362ドル19セントだった。

バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が米景気について厳しい認識を 示し、

投資家の景況観がやや悪化。前週末までの急ピッチな上昇の反動も加わり、

目先の利益をひとまず確定する売りが優勢となった。

 

バーナンキ議長は5日のテレビ番組のインタビューで、

米景気について「自律的な経済情勢のレベルからはほど遠い」と指摘。

FRBによる米国債の購入規模拡大の可能性を否定しなかったことを前向きに受け止める雰囲気もあったが、

買い進むほどの材料としては力不足だった。

 

ただ、下値を売り込む動きもなかった。

最近の相場上昇で投資家心理は改善しており、短期的な戻りを期待する買いが下値を支えた。

 

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は4日続伸し、

終値は前週末比3.46ポイント(0.1%)高の2594.92。2008年1月3日以来の高値を連日で付けた。

 

米司法省は6日、長期にわたる金融詐欺の捜査で500人以上を告発したと発表したが、

株式相場への影響は限られた。

 

業種別S&P500種株価指数(全10業種)は「ヘルスケア」や「公益」など7業種が下げ、

「エネルギー」など3業種が上げた。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約8億株(速報値)、

ナスダック市場は約16億2000万株(同)だった。

 

大手銀行バンク・オブ・アメリカが下落し、飲料大手のコカ・コーラやマイクロソフトも下げた。

商品供給契約に違反しているとしてスターバックスへの仮差し止め請求を検討していると発表した

食品大手クラフト・フーズが下落。スターバックスは小安い場面もあったが、前週末比横ばいで終えた。

 

一方、最高経営責任者(CEO)の交代を発表した医薬品大手ファイザーが上昇。

日本の半導体大手エルピーダメモリ向けの特許使用許諾契約を更新した

と発表した半導体開発大手のラムバスの上昇が目立った。

米投資ファンドが買収対象にしていると発表した書店大手バーンズ・アンド・ノーブルが大幅上昇した。

 

(日経新聞マネー 12/7 7:27)