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249.76 (2.27%)
米国株、急反発 ダウ249ドル高で3週間ぶり高値
世界の指標改善で
1日の米株式相場は急反発し、
ダウ工業株30種平均は前日比249ドル76セ ント(2.3%)高の1万1255ドル78セントと
11月11日以来、約3週間ぶりの高値で終えた。
ダウ平均の上げ幅は9月1日以来の大きさだった。
米国 や欧州、アジアで雇用や製造業関連の経済指標が改善し、
景気回復期待からエネルギー、素材、機械株などに買いが集まった。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は同51.20ポイント(2.0%)高の2549.43と、
同様に11月11日以来の高値水準で引けた。
金融情報会社がまとめた11月の購買担当者景気指数(PMI)が、
中国やインド、ユーロ圏、英国など多くの国・地域で上昇した。
米国では米民間雇用サービ ス会社オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した
11月の全米雇用リポートで非農業部門の雇用者数(政府部門を除く)が市場予想以上に増加。
10月の建設支出も予想に反して増えた。
新興国を中心に受注増加が期待できるといった見方から、
航空機・機械のユナイテッド・テク ノロジーズや建設機械のキャタピラー、
非鉄のアルコアなど景気敏感株の上げが目立った。
11月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数は10月から小幅に低下したが、
特に悪材料視されなかった。
欧州の財政・金融システムへの不安がやや後退したことも市場心理改善につながっ た。
財政・金融問題への対処へ向け、欧州連合(EU)やユーロ圏政府が強い決意を持っている
とのトリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁の発言などが伝わったことが、
市場の不安を和らげたとの見方があった。
欧米の銀行株が上昇し、米金融株もつれ高した。
欧州連合(EU)の金融安定の取り組みを 米国が資金面で支援する用意がある、
などと通信社が正午前後に報じ、株価は一段高となる場面があった。
米連邦準備理事会(FRB)が午後に公表した地区連 銀経済報告(ベージュブック)では
多くの地区で経済が改善を続けていることが明らかになった。これも好感されたとの見方があった。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約11億2000万株(速報)。
ナスダック市場は約20億4000万株(同)。業種別S&P500種株価指数では、
「エネルギー」と「素材」を筆頭に全10業種が上昇した。
ダウ平均構成銘柄は全30銘柄が上昇した。
電子書籍サービス開始の最終準備に入っていると報じられたインターネット検索のグーグルが上昇。
11月の新車販 売台数が増加したフォード・モーターやゼネラル・モーターズ(GM)も上げた。
投資家説明会で中国本土での店舗数を増やすなどと発表したコーヒーチェーン 大手スターバックスも高い。
(日経新聞マネー 12/2 7:30)