NY円、3日ぶり反落 米金利上昇で
24日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3日ぶりに反落し、
前日比35銭 円安・ドル高の1ドル=83円45~55銭で取引を終えた。
雇用関連の経済指標の改善などを背景に米長期金利が上昇。
日米の金利差が拡大するとの見方から 円売り・ドル買いが優勢となった。
週間の米新規失業保険申請件数は2008年7月以来の低水準となり、市場予想を下回った。
10月の米個人所得と個人消費支出は前月比で増加した。
雇用情勢と個人消費が回復に向かっているとの見方を誘い、米長期金利が大幅に上昇したため、
円売り・ドル買いが優勢となった。
米株式相場が大幅高となり、投資家が運用リスクを取りやすくなるとの見方から
低金利の円はオーストラリア(豪)ドルなど金利水準が比較的高い通貨に対して下落。
対米ドルでの売りにつながった面もあった。円の安値は83円66銭、高値は83円20銭だった。
円は対ユーロで3営業日ぶりに反落し、
前日比20銭円安・ユーロ高の1ユーロ=111円30~40銭で取引を終えた。
アイルランド政府が財政再建に関する4カ年計画を発表。
このところ円は対ユーロで上昇していただけに、
計画発表が利益確定目的の円売りを出すきっかけになったとの声があった。
ユーロはドルに対して3日続落し、前日終値の1ユーロ=1.33ドル台後半から1.33ドル台前半に下落した。
欧州の財政・金融問題への懸念が根強く、ユーロ売りがやや優勢となった。
欧州市場でユーロは一時1.3284ドルまで下落し、9月22日以来の安値を付けた。
ただ、米株高を受けて米ドルが豪ドルなど高金利通貨に対して下落したことにつれて、
対ユーロでもドル売りが優勢となる場面があった。
(日経新聞マネー 11/25 7:27)