NY円、反落  米景況感の改善で


18日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反落し、

前日比30銭円安・ドル 高の1ドル=83円45~55銭で取引を終えた。

フィラデルフィア連銀が同日発表した11月の景気指数が市場予想を大幅に上回り、投資家の景況観が改善。

米国債が売られ日米金利差が拡大するとの観測を背景に、円売り・ドル買いが優勢となった。

円相場は一時1ドル=83円79銭と10月5日以来ほぼ1カ月半 ぶりの水準まで下落した。

 

フィラデルフィア連銀の景気指数は22.5と、前月の1.0から上昇した。

4.5程度だった市場予想も大幅に上回り、米企業の生産活動が持ち直しつつあるとの見方が浮上。

米経済の先行き不透明感が後退し、円売り・ドル買いの勢いが増した。

 

この日の円の高値は83円17銭だった。

 

円は対ユーロでは大幅に続落し、

前日比1円45銭円安・ユーロ高の1ユーロ=113円90~114円ちょうどで取引を終えた。

アイルランド中央銀行のホノ ハン総裁が18日、

地元メディアに「政府は百億ユーロ単位の融資を受けるだろう」と説明。

アイルランドの財務問題への警戒感が薄らぎ、ユーロの買い戻しが 進んだ。

 

ユーロは対ドルで続伸した。

前日終値の1ユーロ=1.35ドル台前半から、1.36ドル台半ばに水準を切り下げた。

フィラデル フィア連銀景気指数を受けたドル買いで伸び悩む場面があったが、

アイルランドの財務不安が後退した効果が上回った。

ニューヨーク市場のユーロの高値は 1.3661ドル、安値は1.3585ドルだった。

                        (日経新聞マネー 11/19 7:33)