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米国株、ダウ続落し15ドル安
住宅指標の悪化を嫌気 ナスダック小反発
17日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅に続落し、
前日比15ドル 62セント(0.1%)安の1万1007ドル88セントで終えた。
10月の米住宅着工件数が前月から大幅に減少したことを嫌気して、
住宅関連株などに売り が出た。
半面、年末商戦への期待から好決算を発表した小売株の一角に買いが集まり、
相場の下値は限定的だった。
朝方発表の10月の米住宅 着工件数は51万9000戸(年換算)と1年半ぶりの低水準にとどまり、
市場予想を大幅に下回った。
米住宅市場の底ばいが続いているとの見方から
DRホー トンやパルトグループなど住宅建設株が軒並み下落した。
ダウ平均の構成銘柄では、住宅市場と関連が深いホームセンター大手のホーム・デポが大きく下げた。
バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)やJPモルガン・チェースなど金融株が下げたことも、
ダウ平均の重荷となった。
一方、増益決算を発表したディスカウントストア大手のターゲットが大幅に上昇。
百貨店や高級品ブランドを扱う企業の株価も上昇が目立った。
相場が大幅安となった翌日ということもあり、
ダウ平均が節目の1万1000ドルを下回る場面では押し目買いも入った。
ダウ平均の前日比の下げ幅は最大でも約30ドルにとどまり、上げに転じる場面もあった。
一方、ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は5営業日ぶりに小反発し、
前日比6.17ポイント(0.3%)高の2476.01で終えた。
業種別S&P500種株価指数(全10業種)は「金融」「通信サービス」など7業種が下落。
半面、小売株を含む「消費循環」など3業種が上昇した。
ニュー ヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約9億4000万株(速報値)、
ナスダック市場は約17億7000万株(同)だった。
ダウ平均の構成銘柄ではヒューレット・パッカード(HP)や
アメリカン・エキスプレス(アメックス)の下げが目立った。
一方、朝方発表の決算と併せて通期の業績見通しを引き上げた
会員制卸売大手ビージェーズ・ホールセール・クラブが大幅高。
新薬開発を巡って良好な試験結果 が出たと発表した製薬大手メルクが高い。
自社株買いを発表したカナダの肥料メーカー、
ポタシュ・コーポレーション・オブ・サスカチワンが上昇した。
(日経新聞マネー 11/18 7:27)