ロンドン外為10日 円は対ドルで大幅反落




10日のロンドン外国為替市場の円相場は大幅反落。前日終値に比べ

1円90銭円安・ドル高の1ドル=82円70~80銭で引けた。

 

米長期金利の上昇を受けて、日米の金利差拡大を意識した円売り・ドル買いが優勢で取引を開始。

午後に発表された週間の米新規失業保険申請件数の内容が市場予想以上に改善したことから、

ドル買いが加速した。円は引けにかけて82円80銭と10月7日以来、約1カ月ぶりの水準まで上げた。

 

円の対ユーロ相場は反落。同90銭円安・ユーロ高の1ユーロ=113円30~40銭で引けた。

 

ユーロは対ドルで大幅反落。前日終値に比べ0.0220ドルユーロ安・ドル高の

1ユーロ=1.3690~3700ドルで取引を終了した。ユーロは一時1.3670ドルと10月5日以来の安値を付けた。

 

英ポンドは対ドルで4営業日続落。

同0.0085ドルポンド安・ドル高の1ポンド=1.6025~35ドル。

対円では同2円40銭円安・ポンド高の1ポンド=132円60~70銭で引けた。

一時は132円74銭と10月5日以来の円安・ポンド高水準を推移した。

                              (日経新聞マネー 11/11 1:30)