2010/11/3 6:30(日経マネー)
2日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続落し、
前日比15銭円安・ドル高の1ドル=80円60~70銭で取引を終えた。
オーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)による政策金利引き上げを受けて、
円が対主要通貨で下落し、対ドルでも売りがやや優勢となった。
オーストラリア中銀は市場の大半の金利据え置き予想に反して利上げを決めたため、
対主要通貨でオーストラリアドル(豪ドル)が買われた。
オーストラリア中銀が予想外の利上げを決めたことで日米の金融緩和が長期化する
可能性が改めて意識され、相対的に金利水準の高い通貨に対する円やドルの売りを促した。
豪ドルやユーロなどに対して円売りが膨らんだことにつれ、円は対ドルでも下落した。
ただ、3日に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明の内容を見極めたい
とのムードが強く、一方的に円売り・ドル買いを進める動きは限られた。
円の安値は80円90銭、高値は80円57銭だった。
円は対ユーロで3営業日ぶりに反落し、
前日比1円30銭円安・ユーロ高の1ユーロ=113円10~20銭で取引を終えた。
ユーロはドルに対して反発し、前日終値の1ユーロ=1.38ドル台後半から1.40ドル台前半に上昇した。
オーストラリアの利上げを背景とした米ドル売りが対ユーロでも優勢となった。
10月のユーロ圏の購買担当者景気指数(PMI、確報値)が速報値から上方修正され、
市場予想を上回ったこともユーロの支援材料となった。ユーロの高値は1.4058ドル、
安値は1.3980ドルだった。
豪ドルは対米ドルで上昇。前日夕の1豪ドル=0.98米ドル台後半から0.99米ドル台後半に上げた。
一時1.0025米ドルまで上昇し、1983年12月の変動相場制移行後の高値を更新した。