NY円、3日ぶり反落 米指標改善でドル買い



1日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3営業日ぶりに反落し、

前週末比 10銭円安・ドル高の1ドル=80円45~55銭で取引を終えた。

米景況感の改善を受け、ドルの買い戻しが優勢だった。

ニューヨーク市場での高値は80円 32銭と、

同日のオセアニア市場で付けた約15年半ぶりの高値(80円21銭)には届かなかった。円の安値は80円80銭。

 

午前に米サプ ライマネジメント協会(ISM)が発表した10月の製造業景況感指数や、

9月の建設支出が市場予想を上回った。

米景気の緩やかな改善が続いているとして、 ドルが対主要通貨で買い戻されたため、

円は対ドルで下落した。

米連邦準備理事会(FRB)による米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を3日に控え、

米追加緩和観測を背景にこれまで積み上がったドル売りの持ち高を調整する動きもあった。

 

米債券相場で長期金利の指標である10年物国債利回りが上昇した場面では、

日米金利差の拡大観測からの円売り・ドル買いも出た。

 

円は対ユーロで続伸し、前週末比25銭円高・ユーロ安の1ユーロ=111円80~90銭で終えた。

ユーロが対ドルで大幅に下げた場面で、円買い・ユーロ売りが強まった。

 

ユーロは対ドルで3営業日ぶりに反落。

前週末終値の1ユーロ=1.39ドル台半ばから1.38ドル台後半に下落した。

米ISM指数の改善を背景にドルの買い戻しが優勢となり、ユーロは売られた。

海外市場で1.40ドルを小幅に上回った後、ユーロの上値を追う勢いがなかったため、

売りが出たとの指摘もあっ た。ニューヨーク市場での安値は1.3864ドル、高値は1.3952ドル。

                           (日経新聞マネー 11/2 6:33)