NY円、反落  利益確定のドル買い




26日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反落し、

前日比65銭円安・ドル 高の1ドル=81円40~50銭で取引を終えた。

米当局が追加金融緩和を決めるとみられる米連邦公開市場委員会(FOMC)など重要イベントを来週に控え、

目先の利益をひとまず確定する動きが加速。

ドル安が進んだ過程で積み上がった持ち高を解消するための円売り・ドル買いが優勢となった。

 

日本政府・日銀による円売り介入への警戒感もドル買い戻し機運を高めた。

円相場が前日に節目の80円に近づいたことで、短期的な達成感が台頭したという。

前週末の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が

「通貨安競争の回避」を盛り込んだ声明を採択したため、

市場では日本の介入実施へ懐疑的な見 方も根強かったが、

介入警戒感は一方的な円買いに歯止めを掛ける一因となった。

 

ニューヨーク市場での円の安値は81円66銭、高値は81円20銭だった。

 

円は対ユーロで一進一退だった。

終値は前日と同じ1ユーロ=112円80~90銭。

対ドルでの値動きの大きさとは裏腹に、円とユーロの間では相場を大きく動かす材料が少なく、

方向感に乏しい展開となった。

 

ユーロは対ドルで3営業日ぶりに反落した。

前日終値の1ユーロ=1.39ドル台後半から、1.38ドル台後半に水準を切り下げた。

利益確定を目的とした持ち高整理のユーロ売り・ドル買いが優勢だった。

ニューヨーク市場での安値は1.3825ドル、高値は1.3932ドルだった。

                              (日経新聞マネー 10/27 6:47)