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38.60 (0.35%)
米国株、続伸 ダウ平均38ドル高
ドル高で一時下げに転じる
21日の米株式相場は続伸し、
ダウ工業株30種平均は前日比38ドル60セン ト(0.3%)高の1万1146ドル57セントと、
5月3日以来約5カ月半ぶりの高値で終えた。
おおむね好調な米主要企業の決算を好感した買いが先行し、
上げ幅は100ドルを超える場面があった。
ただ外国為替市場でドルが対ユーロなどで上昇したのをきっかけに資源株などが売られ、
下げに転じる場面もあっ た。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は小幅続伸し、
同2.28ポイント(0.1%)高の2459.67で終えた。
市場予想を上回る7~9月期決算を発表したマクドナルドが買われ、
ホームセンター大手のホーム・デポなど消費関連銘柄が相場上昇をけん引した。
週間の新規失業保険申請件数が市場予想より少なかったことも、朝方の買いにつながった。
米連邦準備理事会(FRB)が11月2~3日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で
追加の金融緩和を決めるとの観測が根強く、余剰資金が株式市場に流入するとの期待もあった。
ダウ平均は昼前に、4月26日に付けた終値ベースの年初来高値(1万1205ドル03セント)を上回る場面があった。
一方、相場は前日に大きく上昇していたことから、高値圏では利益確定目的の売りが出た。
ドルがユーロなど主要通貨に対して上昇し、ドル建てで取引される原 油など商品先物が割高感から売られ、
株式市場でも素材やエネルギー株の売りを誘う場面があった。
ダウ平均は一時下げに転じた。
業種別 S&P500種株価指数では「消費循環」や「一般産業」、「消費安定」など全10業種中6業種が上昇。
「公益」、「通信サービス」など4業種が下げた。
売買高はニューヨーク証券取引所(NYSE)が約10億株6000万株(速報値)、
ナスダック市場が約21億4000万株(同)だった。
朝方の四半期決算の発表と同時に通期見通しを上方修正した事務機器大手ゼロックスが上昇。
決算が市場予想を上回った携帯電話大手ノキアも買われた。
前日夕に発表した利益や業績見通しが市場予想を上回ったネット競売大手のイーベイが約6%上昇。
ダウ平均構成銘柄ではホーム・デポが上昇率首位。
航空機・機械大手のユナイテッド・テクノロジーズが続いた。
四半期決算が予想を上回り、通期の利益見通しを引き上げた保険大手トラベラーズも小幅に上昇した。
一方、建設機械大手キャタピラーは下げた。
予想以上の四半期決算を発表し、通期予想も引き上げたが利益確定売りなどに押された。
1株利益が予想に一致した 通信大手AT&Tも安い。
住宅ローン担保証券(MBS)買い取り請求問題で
収益の先行き懸念が根強い米銀大手バンク・オブ・アメリカは3日続落し、ダウ銘 柄で下落率首位。
1株利益が予想以上で通期の利益見通しを引き上げた貨物大手UPSは小幅安。
1株利益が予想を下回り、先行きに慎重な見方を示した電炉大手ヌーコアも売られた。
前日夕に発表した売上高の実績や見通しが市場予想を下回った半導体大手ザイリンクスが安い。
(日経新聞マネー 10/22 6:35)