At 4:03PM EDT: 11,143.69 Up 80.91 (0.73%)

 


米国株、ダウ反発し80ドル高 5カ月半ぶり高値

 

ナスダックは11ポイント高 

 

 


18日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発し、

前週末比80ドル91セント(0.7%)高の 1万1143ドル69セントと5月3日以来、

約5カ月半ぶりの高値で終えた。銀行大手シティグループが発表した7~9月期決算を受けて、

足元で強まってい た銀行の業績懸念が和らぎ、金融株を中心に買いが優勢となった。

 

ナスダック総合株価指数は続伸し、同11.89ポイント(0.5%)高の2480.66と5月3日以来の高値で終えた。

 

シティの決算は損失引当金の減少が寄与し、大幅増益となった。

前週に差し押さえ住宅の売却停止が収益悪化を招くとの見方から売られていた

JPモルガン・チェースやバンク・オブ・アメリカなど米銀大手にも買い戻しが広がった。

 

引け後に決算発表を控えたアップルやIBMなどが決算期待から買われたことも相場を押し上げた。

相場は午後にかけてじりじりと上げ幅を広げ、ダウ平均は一時96ドル高まで上昇した。

 

9月の鉱工業生産指数が市場予想に反して前月比で低下したことなどを受けて、

朝方は利益確定売りが出て、相場は安く推移する場面があった。

ただ、午前10 時発表の10月の住宅市場指数が5カ月ぶりに前月比で上昇。

市場心理が好転し、買い戻しのきっかけになったとの声があった。

 

業種別S&P500種株価指数は全10種のうち「消費循環」を除く9種が上昇。

「金融」や「ヘルスケア」の上げが目立った。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約10億株(速報値)、

ナスダック市場(同)は約17億1000万株だった。

 

シティは5%超の大幅高。バンク・オブ・アメリカとJPモルガンはそれぞれ約3%上げ、

ダウ平均構成銘柄で上昇率が1、2位だった。四半期決算が市場予想を上回った玩具のハズブロも高い。

 

半面、大幅増益決算を発表した油田サービス大手ハリバートンは材料出尽くし感から売られ、

約5%下落。

豪州西部の鉄鉱石事業の統合断念を発表した資源大手の豪英BHPビリトンと

英豪リオ・ティントはともに売られた。

買収防衛策として買収者の出資比率を下げる

「ポイズン・ピル(毒薬条項)」を導入したと発表 した百貨店大手JCペニーは下落した。

(日経新聞マネー 10/19 6:35)