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米国株、ダウ平均5日ぶり小反落で1ドル安


銀行株安が重荷




14日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに小反落し、

前日比 1ドル51セント(0.0%)安の1万1094ドル57セントで終えた。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は6営業日ぶりに小反落し、

同 5.85ポイント(0.2%)安の2435.38で終えた。

銀行株の下げが重荷となった一方、米当局による追加金融緩和への期待が相場を支え、下値も限られた。


米大手銀の間で差し押さえ住宅の売却停止の動きが広がっていることを受け、

住宅ローン債権回収の遅れが収益の重荷になるとの思惑から銀行株に売りが膨らんだ。

バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)が5%安、JPモルガン・チェースも3%近く下げた。

 

朝方発表された週間の新規失業保険申請件数が増加したことも嫌気された。

ダウ平均は前日まで4日続伸し、約5カ月ぶりの高値圏にあった。

利益確定売りが出やすく、ダウ平均は一時72ドル安まで下げる場面があった。

 

半面、相場の下値は堅かった。

米連邦準備理事会(FRB)が追加金融緩和に踏み切れば、

株式市場に余剰資金が流れ込むとの見方が根強かった。

ハイテク株の一角などに買いが入り、ダウ平均は引けにかけてほぼ横ばい圏まで下げ渋って終えた。

 

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約11億株(速報)。

ナスダック市場は約19億2千万株(同)。

業種別S&P500種株価指数(全10業種)では「金融」など7業種が下落した。

 

銀行株がほぼ全面安。

バンカメやJPモルガンのほか、シティグループやウェルズ・ファーゴも4%超下げた。

引け後に決算発表予定のインターネット検索の グーグルも下げて終えた。

ダウ平均構成銘柄では非鉄のアルコアや小売りのウォルマート・ストアーズ、化学大手デュポンなどが下げた。

 

一方、アナリストが投資判断を引き上げた自動車大手フォード・モーターが上昇。

オンライン販売増強計画などを発表したギャップは小高い。

前日夜、インターネットサービスのAOLや複数の投資会社が買収を検討している

と報じられたヤフーが買われた。


四半期決算で1株利益が市場予想を上回った半導体のフェアチャイルド・セミコンダクターが大幅高。

資本・業務提携しているトヨタ自動車から電気自動車(EV)開発費用を受け取ることを前日夕に発表した

テスラ・モーターズも高く終えた。

                              (日経新聞マネー 10/15 6:35)