At 4:03PM EDT: 11,096.08 Up 75.68 (0.69%) 



米国株、ダウ4日続伸で75ドル高 


5カ月ぶり高値 シスコなどに買い




13日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸し、

前日比75ドル 68セント(0.7%)高の1万1096ドル08セントと、5月3日以来約5カ月ぶりの高値で終えた。

米当局が追加金融緩和に動くとの思惑が引き続き強 く、

潤沢な投資マネーが株式市場に流入するとの期待が相場を押し上げた。

ダウ平均は4月下旬に付けた年初来高値(1万1205ドル03セント)に迫った。

 

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は5日続伸で、

終値は同23.31ポイント(1.0%)高の2441.23と、やはり5月3日以来の高値だった。

 

追加金融緩和の観測を背景に外国為替市場でドルが対ユーロなどで下落したのを受け、

原油や金の先物相場が上昇。素材株やエネルギー株に収益拡大を期待した買いが入った。

 

機械やIT(情報技術)関連など、世界の景気動向に業績が影響を受けやすい銘柄も堅調だった。

中国の9月の輸出入額が増加。

世界第2の経済大国である中国の景気が堅調に推移しているとの見方が、景気敏感株への買いにつながった。

ダウ平均の構成銘柄ではネットワーク機器大手のシスコシステムズが上昇率首位だった。

ダウ平均は午後に一時、約130ドル上昇した。

 

半面、7~9月期決算で1株利益が市場予想を上回った

米銀大手JPモルガン・ チェースや米半導体大手のインテルは、好材料の出尽くし感から下落して終えた。

それぞれの同業である金融のバンク・オブ・アメリカ(バンカメ)や、

半導体 のアドバント・マイクロ・デバイス(AMD)もつれて下げた。

 

業種別S&P500種株価指数(全10業種)は「素材」「一般産業」など8業種が上昇。

「通信サービス」など2業種が低下した。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約12億7000万株(速報値)、

ナスダック市場は約22億5000万株(同)だった。

 

景気敏感株全般に買いが入り、建設機械大手キャタピラーや、IBMが高い。

ともに過去1年(52週)の高値を更新した。

 

来週初めに四半期決算を発表するアップルが高く、株価は300ドルの大台に乗せた。

自社株買い枠の設定を発表したドラッグストア大手のウォルグリーンが高い。

前日夕、市場予想を上回る増益決算を発表した鉄道大手のCSXが大幅高。

 

一方、インテルが2%あまり下落。JPモルガン・チェースは1%以上下げた。

前日夕に7~9月期の利益が4~6月期を下回りそうだと発表した石油大手シェブロンが小安い。

                              (日経新聞マネー 10/14 6:44)