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米国株、反落 ダウ78ドル安 利益確定売りで


ナスダックは26ポイント安



4日の米株式相場は反落し、

ダウ工業株30種平均は前週末比78ドル41セン ト(0.7%)安の1万0751ドル27セントで終えた。

ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は同26.23ポイント(1.1%)安の 2344.52だった。

7日の非鉄大手アルコアを皮切りに発表が本格化する米主要企業の7~9月期決算を見極めたいとして、

買い手控えムードが広がった。

 

このところ相場が上昇基調にあり、決算発表を前に利益確定や持ち高調整目的の売りが優勢となった。

欧州の財政・金融問題への懸念が根強いことも相場の重荷となった。

 

米司法省が反トラスト法(独占禁止法)に関連して提訴した

と発表したクレジットカード大手アメリカン・エキスプレス(アメックス)が大幅安となり、

ダウ平 均を押し下げた。アナリストが投資判断を引き下げたマイクロソフトが下落し、

半導体大手インテルなどハイテク株の一角にも売りが波及した。

 

8月の製造業受注額は前月比で市場予想以上に減少し、仮契約住宅販売指数は前月から上昇した。

ただ、市場の景気認識を大きく変える内容ではなかったうえ、

今週後半に発表される9月の雇用統計などの重要指標を見極めたいとの雰囲気が強く、

相場の反応は目立たなかった。

 

業種別S&P500種株価指数は全10種が下落。

「素材」や「一般産業」の下げが目立った。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は

約9億4000万株(速報値)、ナスダック市場(同)は約18億6000万株だった。

 

アメックスが6%超の大幅安となり、マイクロソフトは約2%下落。

米バイオ医薬大手ジェンザイムへの敵対的な買収提案を発表した

フランスの製薬大手サノフィ・アベンティスも下げた。

アナリストが投資判断を引き下げた百貨店大手メーシーズも売られた。

 

スイス政府の諮問委員会がスイスの金融機関に対して、

バーゼル銀行監督委員会の基準より厳しい自己資本規制が必要との見解を示したと伝わった。

スイスの大手金融機関であるUBSやクレディ・スイスが下落した。

 

一方、ジェンザイムは小高い。

アナリストが投資判断を引き上げた自動車大手フォード・モーターは4%超上昇した。

米大手買収ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)が買収に関心を示していると米紙が報じた

食品大手サラ・リーは7%急伸した。

                                      (日経新聞マネー 10/5 6:32)