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米国株、小反落 ダウ22ドル安 利益確定売り


素材や金融株が安い 



29日の米株式相場は小幅に反落し、

ダウ工業株30種平均は前日比22ドル 86セント(0.2%)安の1万0835ドル28セントで終えた。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3.03ポイント(0.1%)安の 2376.56で終えた。

 

主な指数が5月以来の水準にあるとあって、高値警戒感などから利益確定売りが優勢となった。

財政懸念を背景に欧州株式相場が下げたことも、米株式相場の重荷だった。

ダウ平均は約60ドル下げる場面があった。

 

ただ、米国の追加金融緩和への期待から、下値は限られた。

原油先物相場が上昇したため、エネルギー関連株の一角が買われて相場を支えた。

 

業種別S&P500種株価指数(全10業種)は「素材」「金融」など8業種が下げた。

一方、「エネルギー」と「情報技術(IT)」が上昇した。

ニューヨー ク証券取引所(NYSE)の売買高は約10億1000万株(速報値)、

ナスダック市場は約20億8000万株(同)だった。

 

ダウ平均の構成銘柄では化学大手デュポンやク

レジットカード大手のアメリカン・エキスプレス(アメックス)の下げが目立った。

 

米銀大手JPモルガン・チェースも安い。

米メディアが、住宅差し押さえに関する書類に不備があり差し押さえを一時的に停止する可能性を報じた。

 

複数のアナリストが1株利益見通しを引き下げた金融大手モルガン・スタンレーが小安い。

アナリストが目標株価を引き上げたインターネット小売り大手のアマゾン・ドット・コムは、

過去1年(52週)の高値を更新した後、小安く終えた。

 

一方、前日夕に米海軍から航空機などを受注したと発表した航空機大手のボーイングが2%以上上げ、

ダウ平均の構成銘柄で上昇率首位。

前日夕に発表した2011年10月期通期の業績見通しが市場予想を上回った

パソコン大手のヒューレット・パッカード(HP)も高い。

 

朝方発表の四半期決算で1株利益が市場予想を上回り、

併せて発表した通期の利益見通しも予想以上だった、

ディスカウントストアのファミリー・ダラー・ストアーズが上げた。

                               (日経新聞マネー 9/30 6:38)