At 4:01PM EDT: 10,858.14 Up 46.10 (0.43%)


米国株反発 ダウ46ドル高、ナスダック9ポイント高


資源・医療関連に買い



28日の米株式相場は反発し、

ダウ工業株30種平均は前日比46ドル10セ ント(0.4%)高の1万0858ドル14セントで終えた。

米経済指標の悪化を嫌気して下げる場面があったが、

ドル安を背景に資源関連株が上昇したほか、

好決算など個別に材料の出た医療関連株が買われ、相場は上げに転じた。

追加金融緩和への期待も引き続き相場を支えた。

 

ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数の終値は同9.82ポイント(0.4%)高の2379.59だった。

 

ダウ平均は小動きで始まった後、午前中ごろに80ドル余り下落した。

米調査会社コンファレンス・ボードが発表した9月の消費者信頼感指数が市場予想以上に低下したほか、

リッチモンド連銀が発表した製造業の景況感指数も悪化した。

米景気の減速懸念が強まり、素材株など景気動向に敏感な銘柄に売りが出た。

 

ただ、指標悪化を受けて外国為替市場でドルが売られたため、

ドル安局面で投資資金が向かいやすい原油先物が一時上昇。

金先物も過去最高値を更新した。石油株や金鉱山株が上昇したのをきっかけに、

相場全体に買い戻しが優勢になった。

 

経済指標が悪化すれば米連邦準備理事会(FRB)が追加の金融緩和に踏み切る可能性が高まる

との期待から、指標を手掛かりに下値を売り進む動きは続かなかった。

 

好決算を発表したドラッグストア大手のウォルグリーンや、

同業の製薬会社買収を発表したエンド・ファーマシューティカルズ・ホールディングスがともに急伸したことも、

相場を押し上げた。ダウ平均は午後に上げ幅を70ドル余りに広げた。

 

業種別S&P500種株価指数は全10業種が上昇。

「ヘルスケア」「エネルギー」「消費安定」の上げが目立った。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約10億3000万株(速報値)、

ナスダック市場は約21億1000万株(同)だった。

 

個別ではIT(情報技術)関連ブログ運営会社を買収すると発表したインターネットサービスのAOLが買われ、

アナリストが投資判断を引き上げた住宅のパル トグループも堅調。

ダウ平均構成銘柄では医薬のファイザーや半導体のインテル、非鉄のアルコアがそれぞれ1%余り上昇した。


半面、高機能 携帯電話「ブラックベリー」を手掛けるリサーチ・イン・モーションが大幅安。

前日夕に多機能携帯端末の新製品を発表したが、投入が年末商戦に間に合わない ことが嫌気された。

前日夕に発表した売上高見通しが市場予想に届かなかった

電子機器製造受託サービス大手、ジャビル・サーキットも安い。

                                           (日経新聞マネー 9/29 6:26)