円売り介入観測、ドル一時85.40円へ急伸
2010年 09月 24日 15:56
「95%の確率で介入が実施されたと思う。EBSでは、明らかに介入玉を受けたプライスの飛び方だった。
その直後にドル/円はいったん小緩み、再びビッドアップして買い上げられた。
回数としては3回ほど(介入を)実施したのではないか」(市場筋)という。
「日米首脳会談で為替に関する言及がなかったので、介入しやすい環境になったのだろう。
水準感というよりポリティカルな環境が整ったとみる」(市場筋)という。
また、「大手邦銀が顧客相手にドル買い入札を実施したとの噂も広がっているが、
時期的に不自然なため、介入をカモフラージュするた めの話ではないか」(別の市場筋)という。
さらに、この日は午前中から財務相が大手邦銀に対するヒアリングを行っていたいう。
財務省及び日銀 は介入についてコメントを差し控えている。
「前日オバマ 大統領が、中国の首相に人民元で一段の対応を要請したばかりというタイミングで、
日本が介入を実施しました、とは言いにくいだろう」(外銀)という。
オバマ 大統領は23日、訪米中の温家宝首相に対し、人民元相場について「これまで以上の対応」を要請。
これに対し、温首相は「為替相場制度の改革を継続していく中国側の意向」をあらためて示したという。
中国人民銀行(中央銀行)は6月、人民元の弾力化を進める意向を表明した。
それ以降元は対ドルで1.8%上昇している。
ただ、上昇ペースが緩やかとなっていることから、人民元は、中間選挙をにらみ、
高止まりしている米失業率を低下させたい政治家の格好の標的になっている。