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米国株、ダウ反落し17ドル安 利益確定で


ナスダックは1カ月ぶり高値

 

14日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに小反落し、

前日比 17ドル64セント(0.2%)安の1万0526ドル49セントで終えた。

足元で上昇が続いた後とあって、利益確定売りが優勢となった。

ただ、予想を上回 る経済指標などを手掛かりに景気敏感株が買われ、高く推移する場面もあった。

 

一方、ナスダック総合株価指数は5日続伸し、

同4.06ポイント(0.2%)高の2289.77と8月9日以来、約1カ月ぶりの高値を更新した。

米景気失速懸念の後退を背景とした買いが支えた。

 

米経済指標の改善などを受けて相場上昇が続いた後とあって、

ひとまず利益を確定させる動きが優勢となった。

前日に自己資本に対する新規制が予想ほど厳しくなかったとの見方などから買われた

JPモルガン・チェースなど銀行株への売りが目立った。

 

ただ、8月の米小売売上高が市場予想を上回ったことや、

家電量販店大手ベスト・バイの決算で1株利益が市場予想を上回ったことなどが好感され、

景気敏感株を中心に買われ、ダウ平均は高く推移する場面もあった。

 

ゴールドマン・サックスのエコノミストが、米連邦準備理事会(FRB)は

11月にも追加の金融緩和に踏み切るとの見方を示したと伝わった。

金融緩和が景気を支えるとの思惑が買いを誘ったとの声もあった。

 

業種別S&P500種株価指数では全10種のうち「金融」や

「一般産業」など5種が下落。一方、「IT(情報技術)」や「ヘルスケア」などが上げた。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約9億2000万株(速報値)、

ナスダック市場(同)は約20億1000万株だった。

 

前日 に株主配当や自社株買いの原資を確保するため起債する可能性が報じられた

マイクロソフトは小安い。

7~9月期の1株利益が前四半期から低下するとの見通しを示した電炉大手ヌーコアは3%下落。

アナリストが投資判断を引き下げたと伝わった食品のキャンベル・スープは1%下落。

ダウ平均構成銘柄では航空機大手ボーイングや

クレジットカード大手アメリカン・エキスプレス(アメックス)の下げが目立った。

 

一方、チェンバース最高経営責任者 (CEO)が初の配当を実施すると述べたと伝わった

ネットワーク機器大手シスコシステムズが0.9%上昇。

ベスト・バイは6%の大幅高だった。決算が予想 を上回った食品スーパーのクローガーが1%高。

金先物相場が中心限月として過去最高値を更新し、

ニューモント・マイニングなど金鉱株がほぼ全面高となった。

                                (日経新聞マネー 9/15 6:29)