9.69 (0.09%) 米国株、ダウが小幅続伸 9ドル高
小売株に買い 個人消費への懸念和らぐ
18日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅に続伸し、
前日比9ドル 69セント(0.1%)高の1万0415ドル54セントで終えた。
ディスカウントストア大手ターゲットの業績見通しなどを受け、米個人消費への過度の懸念 が後退し、
小売株が買われた。前日に決算発表したホームセンター大手ホーム・デポが約2%高と、ダウ平均を支えた。
ネットワーク機器大手シスコシステムズなど、ハイテク株の一角も上昇した。
前週に米株式相場は大きく下落していたため、値ごろ感からの買いが入りやすいとの指摘もあった。
ダウ平均は一時70ドル以上上昇したが、上昇局面では戻り待ちの売りが出て、上値も限られた。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は3日続伸し、6.26(0.3%)ポイント高の2215.70で終えた。
業種別S&P500種株価指数(全10業種)は「消費循環」「通信サービス」など7業種が上昇。
一方、「エネルギー」など3業種が下落した。
ニューヨーク 証券取引所(NYSE)の売買高は約9億2000万株(速報値)、
ナスダック市場は約16億2000万株(同)だった。
既存店売上高見通 しなどが好感されたターゲットは約2%上昇した。
前日夕に発表した決算や業績見通しが市場予想を上回った高性能IC(集積回路)製造の
アナログ・デバイセ ズが大幅高。
通常取引の終了間際に、自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)が再上場申請をしたと発表したが、
同業のフォード・モーターは小幅高で終え た。
一方、原油先物相場が下落したことを背景に、石油大手エクソンモービルが1%安。
通期の1株利益見通しを引き下げた会員制量販店大手ビージェーズ・ホールセール・クラブが安い。
業績見通しが慎重と受けとめられた農機・建機のディアが下げた。
英豪資源大手BHPビリトンが株式公開買い付け(TOB)を仕掛けると発表したカナダの肥料メーカー、
ポタシュ・コーポレーション・オブ・サスカチワンが3%高。半面、BHPは下落した。
(日経新聞マネー 8/19 6:55)