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米国株、小幅に4日続落 ダウ16ドル安 

景気懸念と業績不安根強く



13日の米株式相場は小幅に4日続落した。

ダウ工業株30種平均は前日比16 ドル80セント(0.2%)安の1万0303ドル15セントと、

月21日以来3週間ぶりの安値で終えた。

週間では3.3%下落し、下落率は1カ月半ぶりの大きさ。

景気減速懸念と企業業績の先行き不透明感を背景に、売りが続いた。

 

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は16.79ポイント(0.8%)安の2173.48と、

7月7日以来約1カ月ぶりの安値で終えた。週間の下落率は5.0%と、こちらも1カ月半ぶりの大きさだった。

 

7月の米小売売上高は前月比0.4%増と3カ月ぶりに増加に転じ、

8月の米消費者態度指数(速報値、ミシガン大学調べ)は前月から上昇した。

このところ低 調な経済指標の発表が続いていただけに、

懸念したほど悪い内容ではないと受け止められ、ダウ平均は小幅高で推移する場面もあった。

 

週末であるうえ夏季休暇中の市場参加者が多いため取引量が少なく、

相場は方向感が出にくかったとの声も聞かれた。

 

業種別S&P500種株価指数(全10業種)は「消費循環」や「情報技術(IT)」、

「ヘルスケア」など9業種が下げ、「公益」のみ上げた。

売買高は ニューヨーク証券取引所(NYSE)が約8億7000万株(速報値)、

ナスダック市場は約15億8000万株(同)だった。

 

ダウ平均の構成銘柄では半導体のインテル、化学のデュポン、ホームセンターのホーム・デポなどが下げた。

決算と併せて発表した業績見通しが慎重と受け止められた百貨店のJCペニーと

ノードストロームがともに下落し、他の小売り株がつれ安した。

 

販促ソフト会社のユニカを買収すると発表したIBMが、買収による財務懸念で小幅に下げた。

携帯電話用基本ソフト(OS)「アンドロイド」の知的財産権を 巡り

IT(情報技術)のオラクルがインターネット検索最大手グーグルを提訴し、両銘柄ともに下落した。

前日夕に特許の有効性を求めた訴訟を却下されたと発表した製薬イーライ・リリーも安い。

 

一方、ダウ平均の構成銘柄では米銀大手バンク・オブ・アメリカや保険のトラベラーズ、

パソコンのヒューレット・パッカード(HP)が上昇した。

投資ファンドのブラックストーン・グループが総額47億ドルで買収すると発表した

電力大手ダイナジーが約63%高で終えた。

                                      (日経新聞マネー 8/14 8:55)