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米国株、3日ぶり反発 ダウ45ドル高で3カ月ぶり高値

追加緩和期待



9日の米株式相場は3営業日ぶりに反発した。

ダウ工業株30種平均は前週末 比45ドル19セント(0.4%)高の1万0698ドル75セントと、

5月13日以来約3カ月ぶりの高値で終えた。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株 価指数は同17.22ポイント(0.8%)高の2305.69と6月18日以来の高値。

米連邦準備理事会(FRB)があす10日に開く米連邦公開市場委員 会(FOMC)で

追加金融緩和に動くとの思惑から買いが入った。

 

前週末に発表された7月の雇用統計を受け、FRBがFOMC後の声明で、

国債の購入など追加の金融緩和を示唆するとの観測が強まっている。

FRBが超低金利政策の長期化を示し、

市場に流入する投資マネーが増えれば相場上昇につ ながるとの期待から買いが入った。

ダウ平均は一時60ドル以上上昇した。

 

今週予定の決算への期待などから、ネットワーク機器大手シスコシステムズが買われた。

7月の既存店売上高が好調との見方からマクドナルドが過去1年(52週)の高値を付けたことも

ダウ平均を押し上げた。

 

業種別S&P500種株価指数は全10業種が上昇し、

「通信サービス」や「消費循環」などの上げが目立った。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約7億9000万株(速報値)、

ナスダック市場は約15億6000万株(同)と商いは薄かった。

 

投資情報紙バロンズが株価の先行きに強気な見方を示したディスカウントストア大手ターゲットが高い。

高機能携帯電話「iPhone(アイフォーン)」の責任者が退社したと伝わったアップルは上昇。

携帯情報端末「ブラックベリー」を手掛けるリサーチ・イン・モーション(RIM)が大幅高。

サウジアラビアがブ ラックベリーのサービス停止命令を一時猶予すると伝わった。

 

半面、パソコン大手ヒューレット・パッカード(HP)が8%近く下落しダウ平均の押し下げ要因となった。

不適切な経費請求により同社のマーク・ハード会長兼最高経営責任者(CEO)が

辞任したと前週末に発表したことを嫌気した。

四 半期決算が予想以上だった食肉大手タイソン・フーズも下げた。

一部車種のリコール(回収・無償修理)を発表したホンダの米預託証券(ADR)が安い。

                                      (日経新聞マネー 8/10 6:34)