At 4:05PM EDT: 10,653.56
21.42 (0.20%) 雇用統計で一時大幅安も下げ縮小
6日の米株式相場は小幅に続落した。
ダウ工業株30種平均は前日比21ドル42セント(0.2%)安の1万0653ドル56セント、
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4.59ポイント(0.2%)安の2288.47で終えた。
7月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数が市場予想以上に減少したため、
米景気の先行き不透明感が強まり、売りが出た。
市場が注目する民間部門の雇用者数が予想以上に伸びなかったことや、
6月の雇用者数の減少幅が修正されて拡大するなど、米雇用情勢の厳しさが改めて意識された。
ダウ平均は一時160ドル近く下げる場面があった。
ただ、売りが一巡すると割安とみた買いが入り、取引終了にかけて急速に下げ幅を縮小した。
米連邦準備理事会(FRB)が来週10日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で、
国債買い取りなど量的緩和策について議論するとの観測も浮上し、
金融緩和策の実施への期待から買いが入ったとの声も聞かれた。
業種別S&P500種株価指数は「エネルギー」や「金融」、「一般産業」など7業種が下げ、
「ヘルスケア」や「消費安定」、「公益」が上げた。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約9億5000株(速報値)、ナスダック市場は約19億2000万株(同)。
ダウ平均の構成銘柄では米銀大手JPモルガン・チェースや石油のエクソンモービル、
IBM、化学のデュポンの下げが目立った。
雇用回復の鈍さに伴い個人消費の低迷が懸念され、
百貨店メーシーズやJCペニー、ディスカウントストアのターゲットなど小売株の一角も下げた。
一方、前日夕に市場予想を上回る好決算を発表した食品のクラフト・フーズが上昇。
ファストフードのマクドナルドも上げた。
朝方発表した決算で特別項目を除く1株利益が
市場予想を上回った保険のアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)が2%程度上昇した。
(日経新聞マネー 8/7 8:28)