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米国株、反発 ダウ44ドル高、5月中旬以来の高値 雇用増で




4日の米株式相場は反発し、

ダウ工業株30種平均は前日比44ドル05セント(0.4%)高の1万0680ドル43セントと、

5月13日以来約2カ月半ぶりの高値で終えた。

ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は20.05ポイント(0.9%)高の2303.57で終え、

6月18日以来の高値を付けた。7月の雇用者数の増加を示す民間指標の発表を受け、

米雇用や景気への警戒感が和らぎ買いが入った。

 

朝方に民間雇用サービス会社オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した7月の全米雇用リポートで、

非農業部門の雇用者数(政府部門を除く)は前月比4万2000人増えた。

予想(3万9000人増)を上回り、6日に米労働省が発表予定の7月の雇用統計への過度の懸念が後退した。

同月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数も予想に反して上昇し、

サービス業の業況改善期待が出て買い安心感につながった。

 

ダウ平均は一時60ドル以上上げたが、高値では利益確定目的の売りが出て上値を抑えた。

 

業種別S&P500種株価指数(全10業種)は「消費循環」「ヘルスケア」など9業種が上昇。

一方、「通信サービス」のみが下落した。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約9億8000万株(速報値)、

ナスダック市場は約19億7000万株(同)だった。

 

自己売買部門の一部を分離する可能性があると報じられた金融大手ゴールドマン・サックスが2%高。

朝方発表した四半期決算が市場予想を上回り、

業績見通しを引き上げたファッション大手ポロ・ラルフローレンが大幅高。

4~6月期決算が市場予想を上回ったメディア大手タイムワーナーが小高い。

テレビを視聴できるタブレット型のデジタル機器を開発していると伝わった通信機器大手モトローラが大幅高。

 

前日夕に株主価値を高めるため、身売りを含め検討している

と発表した米書店大手バーンズ・アンド・ノーブルが19%高。

東京市場の大引け後に発表した四半期決算と併せて、

2011年3月期の業績予想を上方修正したトヨタの米預託証券(ADR)が2%高。

 

一方、7月の既存店売上高が市場予想に届かなかったとして、ドラッグストアチェーン大手のウォルグリーンが下落。

1株あたり損益が予想に反して黒字だった住宅大手パルト・グループは買い先行後、下落に転じた。

                                   (日経新聞マネー 8/5 6:28)