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米国株、ダウ5日ぶり反落で39ドル安 

利益確定売り、ボーイング安い




28日の米株式相場は下落した。

ダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落し、前日比39ドル81セント(0.4%)安の1万0497ドル88セントで終えた。

6月の米耐久財受注額が市場予想に反して減少したほか、

米連邦準備理事会(FRB)が足元の米景気の回復鈍化を改めて指摘したことで投資家心理が悪化した。

前日まで4日続伸しており、利益確定売りも出やすかった。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合指数は続落し、前日比23.69ポイント(1.0%)安の2264.56で終えた。

 

朝方発表の耐久財受注は前月比1%増の予想に対して1%の減少となった。

FRBは地区連銀経済報告(ベージュブック)で、

全12地区のうち4地区の経済活動が「伸びが鈍化」または「横ばい」だったと指摘した。

米景気の回復力が鈍っていることが改めて意識され、幅広い銘柄に利益確定目的の売りが出た。

 

朝方に発表した4~6月期決算で、売上高が市場予想に届かなかった航空機大手ボーイングが売られた。

ボーイングはダウ構成銘柄で下落率首位となり、ダウ平均の押し下げ要因となった。

 

S&P500種業種別株価指数は全10業種中、「通信サービス」を除く9業種が下落した。

「ヘルスケア」の下げが目立ったほか、「IT(情報技術)」や「金融」も下げた。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約10億株(速報値)、

ナスダック市場は約18億6000万株(同)と比較的、薄商いだった。

 

4~6月期決算で7~9月期について慎重な見方を示したと受け止められた

鉄鋼世界最大手アルセロール・ミタル(ルクセンブルク)が売られた。

朝方発表の4~6月期決算が市場予想を下回った金鉱山大手ニューモント・マイニングも下げた。

ダウ平均構成銘柄ではボーイングが2%近く下げたほか、

製薬のファイザーやホームセンターのホーム・デポ、非鉄大手アルコアの下げが目立った。

 

一方、四半期決算で一株損失が予想よりも小幅だった米携帯電話大手スプリント・ネクステルが上昇。

ダウ平均構成銘柄の通信大手ベライゾン・コミュニケーションズやAT&Tに買いが波及し、指数を下支えした。

石油大手コノコフィリップスが発表した四半期決算が予想を上回ったことを受け、

同業のシェブロンやエクソンモービルが買われたことも相場の支えになった。

コノコは横ばいで終えた。

                                           (日経新聞マネー 7/29 6:31)