146.75 (1.44%) 米国株6日続伸、ダウ平均146ドル高 業績期待で3週間ぶり高値
13日の米株式相場は大幅に6日続伸し、
ダウ工業株30種平均は前日比146ドル75セント(1.4%)高の1万0363ドル02セントで終えた。
前日に非鉄大手アルコアが発表した2010年4~6月期決算が予想を上回り、
米企業の業績改善への期待が強まった。外国為替市場でドルが対ユーロで売られ、
ドル建てで取引される原油先物など国際商品相場が上昇。
素材やエネルギー株が買われたことも相場を押し上げた。
ダウ平均が6日続伸するのは、4月19~26日以来2カ月半ぶり。
6日間の上昇率は7%で、水準は6月21日以来ほぼ3週間ぶりの高さになった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合指数は、
前日比43.67ポイント(2.0%)高の2242.03と6月23日以来の高値で終えた。
取引終了後に4~6月期決算の発表を控えた半導体大手インテルが2%あまり上昇した。
アルコアが前日夕に発表した4~6月期決算は、売上高と1株利益が市場予想を上回った。
10年の世界のアルミ需要見通しも上方修正し、素材株全般に買いが入った。
米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが13日にポルトガルの格付けを引き下げたが
同日のポルトガルの株式相場はほぼ横ばい圏で取引を終えた。
「欧州の財政不安はほぼ織り込んだ」との見方が買い安心感につながったとの指摘もあった。
業種別S&P500種株価指数は全10業種が上昇した。
「素材」のほか、「金融」や「消費循環」など景気動向に収益が左右されやすいとされる業種の上昇が目立った。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約11億4000万株(速報値)、
ナスダック市場は約22億6000万株(同)だった。
朝方に増配を発表した半導体製造装置のKLAテンコールが6%近い急伸。
前日夕に予想以上の四半期決算を発表した同業のノベラス・システムズも大幅に上昇した。
4~6月期の利益が前の期よりも高くなったもようだと前日夕に発表した石油大手シェブロンが2%近く上昇した。
ダウ平均構成銘柄では建機大手キャタピラーが4%近く上昇し、
上昇率首位。JPモルガン・チェースやアメリカン・エキスプレス、
バンク・オブ・アメリカといった金融株が軒並み上昇した。アルコアは1%あまり上げた。
一方、高機能携帯電話「iPhone(アイフォーン)4」の電波の受信状況に対する利用者の
不満の声が高まっているアップルが続落した。
ダウ平均構成銘柄では製薬大手ファイザーが唯一下落した。
(日経新聞マネー 7/14 6:33)