米長期金利の上昇を受け
2日のニューヨーク外国為替市場で円相場は4日ぶりに小反落し、
前日比15銭円安・ドル高の1ドル=87円70~80銭で取引を終えた。
米長期金利の上昇を受けて、円売り・ドル買いがやや優勢となった。
円の対ドル取引に関して市場参加者が重視する米長期金利が上昇した。
最近の米金利急低下を背景に強まっていた日米金利差縮小の思惑が和らぎ、
円売り・ドル買いがやや優勢となった。
6月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数が前月比12万5000人減と、市場予想以上に減少した。
米労働市場の回復がかなり緩やかになるとの見方から、いったん円買い・ドル売りが優勢になる場面があった。
ただ失業率が低下するなど、市場の一部が警戒したほど内容は悪くないとの受け止めもあったといい、
円買いは続かなかった。
ニューヨーク市場の円の高値は87円33銭、安値は87円84銭と、値動きは比較的小さかった。
円は対ユーロで3日続落した。
前日比55銭円安・ユーロ高の1ユーロ=110円25~35銭で取引を終えた。
欧州の財政・金融システムに対する過度の懸念が後退し、ユーロを対主要通貨で買い戻す動きが続いた。
米雇用統計後にユーロが対ドルで上昇したのにつれ、円売り・ユーロ買いが出た面もあった。
ユーロはドルに対して3日続伸した。前日終値の1ユーロ=1.25ドル台前半から同後半に上昇した。
米雇用統計の発表後にユーロ買い・ドル売りが優勢となった。
欧州の財政・金融不安などを背景にこれまで積み上がっていた
ユーロ売り・ドル買いの持ち高を解消する動きが続き、ユーロを押し上げたとの指摘もあった。
ユーロは一時1.2613ドルまで上昇し、5月21日以来の高値を付けた。安値は1.2528ドルだった。
(日経新聞マネー 7/3 6:54)