At 4:02PM EDT: 10,404.77 Up 213.88 (2.10%)


米国株、ダウ大幅反発 213ドル高で1カ月ぶり高値

欧州株やユーロ高で


15日の米株式市場で、ダウ工業株30種平均は大幅反発した。

前日比213ドル88セント(2.1%)高の1万0404ドル77セントと、5月19日以来ほぼ1カ月ぶりの高値で終えた。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は4日続伸で、

終値は同61.92ポイント(2.8%)高の2305.88と5月18日以来の高値。

欧州株式相場やユーロ相場の上昇、原油高を受けて、投資家が運用リスクを取りやすくなり、

米株にも買いが入った。

 

スペインの短期国債入札が無難な結果となったことから、欧州諸国の財政や景気への過度な懸念が後退。

外国為替市場でユーロが対ドルで上昇したこともあり、米株市場では買い安心感が広がった。

6月のニューヨーク連銀景気指数が小幅に改善した一方、5月の米輸入物価指数は下落した。

米景気回復の持続や物価上昇圧力の弱さを示したとして好感された。

原油先物相場の上昇を受けて石油株が上昇。景気敏感株である情報技術(IT)や一般産業が買われた。

 

ダウ平均やS&P500種株価指数が心理的な節目である200日移動平均をはっきりと上回って上昇。

売り持ちにしていた市場参加者による買い戻しが加わった面もあり、取引終了にかけて相場は上げ幅を広げた。

ただ午前中ごろに発表された6月の全米住宅建設業協会(NAHB)住宅市場指数が低下したため、

発表直後は相場が伸び悩む場面もあった。

 

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約11億6千万株(速報)。

ナスダック市場は約21億8千万株(同)。業種別S&P500種株価指数では、

「一般産業」と「情報技術(IT)」など全10業種が上昇した。

 

中型機737型の月間生産台数の増加計画を発表した航空機大手ボーイングが高い。

2010年の世界のパソコン出荷台数が前年比2割近く増えるとの調査会社の見通しなどを受けて、

マイクロソフトや半導体大手インテルなどが買われた。新型パソコン「マックミニ」を発表したアップルも高い。

 

3~5月期決算で1株利益が市場予想を下回った家電量販店大手ベスト・バイが大幅安となった。

 

この日ナスダック証券取引所に上場したシカゴ・オプション取引所(CBOE)の株価は32.49ドルと、

売り出し価格の29ドルを12%上回って終えた。

                                     (日経新聞マネー 6/16 6:38)