「日本の政局不透明感きっかけに円売り広がり92円89銭まで上昇」
5/31-6 /4のドル・円は、月末の仲値不足や日本政局への懸念からドル買い・円売りが優勢になり、
90円85銭から91円63銭へ上昇後、本邦輸出企業のドル売 り、
ロンドンフィキシングで月末絡みの大口の円買い取引が行われたこと、欧州信用懸念からの
ユーロ・ドル、ユーロ・円の売りに連れて90円54銭まで下落。
だが、日本の政局の不透明感による円売りが続き反発、
予想を上回る米5月のISM製造業景況指数や建設支出、4月中古住宅販売成約指数を好感、
鳩山首相・小沢民主党幹事長の辞任表明、次期首相に円安論者の菅副総理兼財務相が
指名されたことから92円89銭まで上昇。
その後、ハンガリーのデフォルト(債 務不履行)警戒感や米5月民間部門雇用者数が
予想ほど増加しなかったことに失望したリスク回避の円買いに91円42銭に反落。
「菅新政権発足も、米雇用改善期待後退、欧州危機拡大懸念で上値限定」
6/7-11 のドル・円相場は、円安志向イメージの強い菅新政権が発足するものの、
4日に発表された米国5月雇用統計で民間部門雇用者数が予想を下回り雇用改善期待が 後退、
また、ハンガリーの財政懸念浮上による欧州債務問題の拡大懸念から、
リスク回避の動き(円買い)が勝る可能性がある。
鳩山首相・小 沢民主党幹事長の辞任表明を受け、
4日に実施された民主党代表選挙で菅副総理兼財務相が新代表に選出された。
その後、衆参本会議で首班指名を受け、組閣 (8日の可能性)に向けて動き出しているが、
菅新首相は円安論者として知られており、新政権は円安志向的との見方が先行しそうだ。
また、財務相当時の姿勢 から、日銀に金融緩和努力を求める姿勢も強いとの見方が続くと思われる。
当面は、就任以降の会見や施政方針演説での発言、
また、3日に「新成長戦略と財政 運営戦略を6月中にまとめあげる」と述べていることで、
経済政策の中味が注目される。
6/4-5のG20財務相・中銀総裁会議(韓国・釜 山)では、
欧州発の財政不安の拡大阻止と金融市場の安定のため、
各国の財政健全化に向けた取り組みを議論。
また、金融危機の再発防止に向けて規制強化の必 要性(銀行の自己資本規制強化、
銀行税の在り方など)でも協調を目指す。引き続き不均衡是正策やIMF改革も話し合い、
会議終了後、声明を発表する。
米国債入札が、8日に3年債(360億ドル)、9日に10年債(銘柄統合、
210億ドル)、10日に30年債(銘柄統合、130億ドル)で総額700億ドル 予定されている。
今回も波乱なく消化されるか動向が注目されるが、入札の結果を反映して、
米長期金利が上昇すれば、ドル・円は仕組み債絡みなどのドル買い が強まり、
金利が低下すればドル売りが強まる傾向が続く。
6/7-11の主な予定は、8日(火):(日)4月経常収支、9日(水): (日)4月機械受注、(米)地区連銀経済報告、
バーナンキ米FRB議長証言、10日(木):(日)1-3月期GDP2次速報、5月企業物価指数、
(中)5 月貿易収支、(米)4月貿易収支、5月財政収支、11日(金):(中)5月生産者物価、
消費者物価、小売売上高、鉱工業生産、(米)5月小売売上高、6月 ミシガン大消費者信頼感指数速報値。
[予想レンジ]
ドル・円90円00銭-93円00銭
5/31-6 /4のドル・円は、月末の仲値不足や日本政局への懸念からドル買い・円売りが優勢になり、
90円85銭から91円63銭へ上昇後、本邦輸出企業のドル売 り、
ロンドンフィキシングで月末絡みの大口の円買い取引が行われたこと、欧州信用懸念からの
ユーロ・ドル、ユーロ・円の売りに連れて90円54銭まで下落。
だが、日本の政局の不透明感による円売りが続き反発、
予想を上回る米5月のISM製造業景況指数や建設支出、4月中古住宅販売成約指数を好感、
鳩山首相・小沢民主党幹事長の辞任表明、次期首相に円安論者の菅副総理兼財務相が
指名されたことから92円89銭まで上昇。
その後、ハンガリーのデフォルト(債 務不履行)警戒感や米5月民間部門雇用者数が
予想ほど増加しなかったことに失望したリスク回避の円買いに91円42銭に反落。
「菅新政権発足も、米雇用改善期待後退、欧州危機拡大懸念で上値限定」
6/7-11 のドル・円相場は、円安志向イメージの強い菅新政権が発足するものの、
4日に発表された米国5月雇用統計で民間部門雇用者数が予想を下回り雇用改善期待が 後退、
また、ハンガリーの財政懸念浮上による欧州債務問題の拡大懸念から、
リスク回避の動き(円買い)が勝る可能性がある。
鳩山首相・小 沢民主党幹事長の辞任表明を受け、
4日に実施された民主党代表選挙で菅副総理兼財務相が新代表に選出された。
その後、衆参本会議で首班指名を受け、組閣 (8日の可能性)に向けて動き出しているが、
菅新首相は円安論者として知られており、新政権は円安志向的との見方が先行しそうだ。
また、財務相当時の姿勢 から、日銀に金融緩和努力を求める姿勢も強いとの見方が続くと思われる。
当面は、就任以降の会見や施政方針演説での発言、
また、3日に「新成長戦略と財政 運営戦略を6月中にまとめあげる」と述べていることで、
経済政策の中味が注目される。
6/4-5のG20財務相・中銀総裁会議(韓国・釜 山)では、
欧州発の財政不安の拡大阻止と金融市場の安定のため、
各国の財政健全化に向けた取り組みを議論。
また、金融危機の再発防止に向けて規制強化の必 要性(銀行の自己資本規制強化、
銀行税の在り方など)でも協調を目指す。引き続き不均衡是正策やIMF改革も話し合い、
会議終了後、声明を発表する。
米国債入札が、8日に3年債(360億ドル)、9日に10年債(銘柄統合、
210億ドル)、10日に30年債(銘柄統合、130億ドル)で総額700億ドル 予定されている。
今回も波乱なく消化されるか動向が注目されるが、入札の結果を反映して、
米長期金利が上昇すれば、ドル・円は仕組み債絡みなどのドル買い が強まり、
金利が低下すればドル売りが強まる傾向が続く。
6/7-11の主な予定は、8日(火):(日)4月経常収支、9日(水): (日)4月機械受注、(米)地区連銀経済報告、
バーナンキ米FRB議長証言、10日(木):(日)1-3月期GDP2次速報、5月企業物価指数、
(中)5 月貿易収支、(米)4月貿易収支、5月財政収支、11日(金):(中)5月生産者物価、
消費者物価、小売売上高、鉱工業生産、(米)5月小売売上高、6月 ミシガン大消費者信頼感指数速報値。
[予想レンジ]
ドル・円90円00銭-93円00銭