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4:04PM EDT:
9,974.45 Down 69.30 (0.69%)


米国株、ダウ平均3日続落で69ドル安 終値で3カ月半ぶり1万ドル割れ



26日の米株式市場で、ダウ工業株30種平均は3日続落した。

前日比69ドル30セント安の9974ドル45セントと、2月8日以来、 約3カ月半ぶりに1万ドルを下回って終えた。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も3日続落し、

同15.07ポイント安の2195.88と2月12日以来の安値で終えた。

外国為替市場でユーロが下げ幅を広げた場面で欧州の金融不安などが改めて意識され、

運用リスクを回避するための売りが出た。

 

午後に英フィナンシャル・タイムズ(FT)電子版が、中国がユーロ加盟国の国債保有を見直していると報じた。

これを手掛かりにユーロが対ドルなどで下げ幅を拡大。

欧州財政問題の根深さを嫌気した売りが出たのに加え、

投資家のリスク回避姿勢が強まったこともあり、米株は急速に下げに転じた。

 

朝方は買いが優勢だった。

経済協力開発機構(OECD)が発表した経済見通しで、

2010年の加盟国の実質成長率の見通しを上方修正。

4月の米新築住宅販 売件数なども予想を上回った。

世界景気に対する不透明感がやや後退したことが、素材株など景気敏感株への買いにつながった。

ダウ平均は135ドル高まで上 げる場面があった。

 

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約19億4千万株(速報)。

ナスダック市場は約29億5千万株(同)。

業種別S&P500種株価指数(全10業種)では、「通信サービス」や「情報技術(IT)」など9業種が下落。

「一般産業」は上昇した。

 

ダウ平均構成銘柄ではマイクロソフトが4%下げ、下落率首位。マクドナルドも安い。

決算と併せて発表した見通しが慎重と受け止められた

衣料大手アメリカン・イーグル・アウトフィッターズが急落した。

 

一方、中東カタールの政府系ファンド、カタール投資庁(QIA)が

米政府の保有する株式の取得に興味を示していると報じられた米銀大手シティグループは上昇。

証券会社が投資判断を引き上げた航空機大手ボーイングも上げて終えた。

朝方発表の決算で赤字幅が縮小した住宅大手トール・ブラザーズも高い。

                                            (日経新聞マネー 5/27 6:38)