NY円、3日ぶり反落 1ドル=92円55~65銭、米金利上昇で



17日のニューヨーク外国為替市場で、円相場は3営業日ぶりに反落した。

前週末比15銭円安・ドル高の1ドル=92円55~65銭で取引を終えた。

総じて方向感に乏しかったが、米長期金利が上昇した場面で円売り・ドル買いが優勢となった。

 

午前に素材や資源株の下落で大幅安となった米株式相場が午後に上げに転じるにつれ、

米長期金利が上昇した。日米の金利差が拡大するとの思惑から、円売り・ドル買いがやや優勢となった。

 

午前中は米株安などを背景に投資家が運用リスクを取りにくくなるとの見方から、

円買いが優勢となる場面があった。

低金利の円はオーストラリア(豪)ドルなどに対して上昇し、対ドルでも買われた。

円の安値は92円63銭、高値は91円84銭だった。

 

円は対ユーロで3営業日ぶりに反落した。

前週末比40銭円安・ユーロ高の1ユーロ=114円70~80銭で取引を終えた。

米株相場が引け前に上げに転じた 場面で、投資家がリスクを取りにくくなるとの見方が薄れ円が売られた。

足元で円高・ユーロ安が進んでおり、ユーロの買い戻しが入りやすい面もあった。

 

ユーロはドルに対して5営業日ぶりに反発した。

前週末終値の1ユーロ=1.23ドル台後半から、1.24ドルちょうど近辺に水準を切り上げた。

アジア市場 で売りが膨らみ、ユーロは1.2235ドルと2006年4月以来の安値を付けていた。

08年10月の「リーマンショック」後の安値(1.2329ドル)を下回ったことで、

短期的なあく抜け感が出てひとまずユーロを買い戻す動きが出たとの指摘があった。

ニューヨーク市場でのユーロの高値は1.2415ドル、 安値は1.2281ドルだった。

                                           (日経新聞マネー 5/18 6:38)