NY円、横ばい、ユーロも横ばい



26日のニューヨーク外国為替市場で円相場は前週末比横ばいとなり、

1ドル=93円90銭~94円ちょうどで終えた。

注目される経済指 標の発表などがないなか、方向感に欠けた。

日米金利差が拡大するとの見方を手掛かりに、朝方には94円31銭まで売られる場面があったが、

円の下値は限ら れた。

 

前週末にギリシャが欧州連合(EU)や国際通貨基金(IMF)に正式に支援発動を要請したが、

この日はドイツ国内での反対が多く、合意に時間がかかる可能性などが報じられた。

投資家が運用リスクを取りにくくなるとの見方が改めて広がって、円の下値を支えた面があった。

 

あすから2日間の予定で米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されるため、

持ち高を傾けたくないとして積極的な売り買いは限られた。この日の円の高値は93円92銭だった。

 

円は対ユーロでも横ばいで、前週末と同じ1ユーロ=125円70~80銭で取引を終えた。

 

ギリシャ財政に対する懸念が意識されたほか、ギリシャの国債利回りが上昇したことなどを受け、

ユーロが対ドルで下落。対円でもユーロ売りが優勢となる場面があった。

利益確定目的のユーロ買い戻しが入ったとみえ、引けにかけて下げ渋った。

 

ユーロは対ドルでも横ばいで、前週末と同じ1ユーロ=1.33ドル台後半で終えた。

ギリシャ財政支援の実施時期をめぐる懸念などから、ユーロは 1.3299ドルまで下げる場面があった。

ただユーロ売り持ちが積み上がっていたといい、売り一巡後は利益確定目的の買い戻しで下げ渋った。

この日のユー ロの高値は1.3389ドルだった。

                                           (日経新聞マネー 4/27 6:32)