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米国株、ダウ5日続伸 69ドル高 1年7カ月ぶり高値、景気期待で買い



23日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5日続伸し、

前日比69ドル99セント高の1万1204ドル28セントと、

2008年9月 19日以来1年7カ月ぶりの高値で取引を終えた。

3月の米新築一戸建て住宅販売件数が大幅に伸びたことなどから、

米景気回復に対する期待が強まった。原油 先物相場の昇を受け、

エネルギー株が買われたことも相場を押し上げた。

 

ダウ平均は8週連続の上昇となり、2003年11月~04年1月以来6年3カ月ぶりの続伸記録となった。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4日続伸。11.08ポイント高の2530.15と、

08年6月以来ほぼ1年10カ月ぶりの高値で終えた。

 

3月の新築一戸建て販売件数が前月比26.9%の大幅増となり、市場予想を大幅に上回った。

朝方発表の同月の耐久財受注額は市場予想に反して減少したが、

民間設備投資の先行指標とされる「国防・航空機を除く資本財」は4.0%増えた。

米景気の回復に対する期待を背景に買いが優勢になった。

 

ギリシャが欧州連合(EU)や国際通貨基金(IMF)などに資金支援を要請し、

投資家がリスクを取りにくくなるとの見方が後退したことも支えになった。

製薬大手メルクが米医療保険改革法が収益に与える影響を発表し、

同法が収益の重荷になるとの過度の警戒感が和らいだ。メルクは5%高となり、ダウ平均を押し上げた。

 

S&P500種株価指数は8.61ポイント高の1217.28と、08年9月19日以来の高値で終えた。

業種別指数は全10業種 中、8業種が上昇した。

「エネルギー」が2%超上げたのが目立ったほか、「素材」や「ヘルスケア」も高かった。

「通信サービス」と「消費安定」が下げた。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約12億1000万株(速報値)、

ナスダック市場は約23億5000万株(同)だった。

 

新築住宅販売の急増を受けてレナーやKBホームといった住宅株が買われた。

朝方発表した2010年1~3月期決算が市場予想を上回った事務機器大手ゼロック スが8%上昇した。

前日発表の四半期決算が黒字に転じたクレジットカード大手のキャピタル・ワン・ファイナンシャルも上げた。

ダウ平均採用銘柄では前日発表の四半期決算が予想以上だったカード大手の

アメリカン・エキスプレス(アメックス)が買われた。

 

一方、前日発表の四半期決算で示した収益見通しが慎重と受け止められたインターネット小売り最大手の

アマゾン・ドット・コムが4%超下落した。

朝方発表の四半期決算で1株あたりの営業利益が予想を下回った保険大手トラベラーズも下げた。

マイクロソフトは前日発表の四半期決算が予想を上回ったものの、

1%超下げ、ダウ採用銘柄で下落率首位だった。

                                            (日経新聞マネー 4/24 6:26)