NY円、小反発 、ギリシャ協議開始で様子見
21日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3営業日ぶりに小反発し、
前日比05銭円高・ドル安の1ドル=93円10~20銭で取引を終えた。
財政危機に直面するギリシャと欧州連合(EU)、
国際通貨基金(IMF)が支援を巡る事前協議を始めたことを受け、様子見気分が強まった。
アイスランドの火山灰飛散で遅れていたギリシャとEU、IMFの協議が始まった。
市場ではギリシャが実際に支援を要請するかどうかや、支援実施の時期を見極めたいとの雰囲気が強まった。
米証券取引委員会(SEC)による金融大手ゴールドマン・サックス提訴が
米国の金融規制改革法案に与える影響を注視する参 加者も多く、円の対ドル相場は値動きが乏しかった。
の日のニューヨーク市場の円の高値は93円02銭、安値は93円45銭だった。
値幅は43銭と小幅で方向感に乏しかった。
円は対ユーロで3営業日ぶりに反発し、
前日比40銭円高・ユーロ安となる1ユーロ=124円75~85銭で終えた。
欧州市場でギリシャ国債の利回りが上昇 し、10年物のドイツ国債との利回り差が大幅に拡大した。
ギリシャ支援を巡る不透明感が意識され、欧州市場で円が対ユーロで上昇した流れを引き継いだ。
ユーロは対ドルで5日続落し、前日の1ユーロ=1.34ドル台前半から1.33ドル台後半に水準を切り下げた。
欧州市場で一時1.3358ドルとほぼ2週 間ぶりのユーロ安・ドル高水準に下落した流れを受けた
ユーロ売り・ドル買いが優勢だった。
ユーロ売り一巡後は持ち高調整の買い戻しも入り、
ユーロはやや下 げ渋った。ニューヨーク市場のユーロの安値は1.3369ドル、高値は1.3410ドルだった。
(日経新聞マネー 4/22 6:36)