NY円、3日続伸 1ドル=93円30~40銭 米株相場の下落で


7日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3日続伸し、

前日比45銭円高・ドル安の1ドル=93円30~40銭で取引を終えた。

米株式相 場の下落を受け、投資家が運用リスクを取りにくくなるとの見方から、

低金利の円は比較的金利の高いユーロなどに対し買われ、対ドルでも上昇した。

 

午後に結果が発表された米10年物国債(銘柄統合)の入札が順調で、

米長期金利が急低下したことも日米金利差の縮小観測から円買い・ドル売りにつながった。

円は一時93円15銭まで上昇した。

 

バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の講演が円買い・ドル売りの要因になった面もある。

議長の発言は米景気見通しにやや慎重と受け止められ、

米国の超低金利政策が当面続くとの見方を誘った。この日の円の安値は93円85銭。

 

円は対ユーロで大幅に3日続伸し、

前日比1円10銭円高・ユーロ安の1ユーロ=124円50~60銭で取引を終えた。

ダウ・ジョーンズ通信などによると、

ギリシャの財務省報道官は2009年の財政赤字の実質国内総生産(GDP)に対する比率を

従来発表の12.7%から最大で12.9%に修正するとの見通しを示した。

ユーロ圏の財政悪化懸念が改めて意識されユーロが売られた。

米株式相場の下落も投資家が運用リスクを取りにくくなるとの見方につながり、

円買 い・ユーロ売りを促した。

 

ユーロは対ドルで4日続落し、前日終値の1ユーロ=1.34ドルちょうど近辺から1.33ドル台前半に下げた。

一時1.3326ドルと、3月26日以来の安値を付けた。

ギリシャの財政悪化に対する警戒感からユーロ売り・ドル買いが出た。この日の高値は1.3378ドル。

                                           (日経新聞マネー  4/8 6:39)